ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く理由



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題名:ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く理由
報告者:トシ

 特徴的な鳴き方をする鳥として、真っ先に挙げられるのがウグイスになろう。「ホーホケキョ」と鳴く様子は如何にも春めいており、その通りでウグイスは春告鳥とも言われる1)。そのウグイスは、ウグイスという色の名をもち、かつ、その鳴き声がよいために、図1のような鳥であるかのような印象がある。しかしながら、この図1の鳥はメジロという名でウグイスではない。実際のウグイスは、図2のように地味である。「ホーホケキョ」と鳴かないなら、そこまで注目されることがない姿をしている。そのため、なぜウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くようになったのかについて調べることは、ウグイスの魅力を調べることにも繋がるのかもしれない。そこで、本記事では、ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くようになった理由について考察したい。
 一般的に鳥が鳴き声を発するのは、メッセージを伝える時である4)。また、鳥の鳴き声は、大きく分けてさえずりと地鳴きの2種類

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図1 メジロ2)

あり、ウグイスの「ホーホケキョ」は、ウグイスのさえずりに相当する4)。さえずりとは、メスへの求愛や縄張りを守るための声で、地鳴りとは、オス・メス区別なく、一年を通して鳴く単純な鳴き声である5)。そのため、「ホーホケキョ」は、春先のウグイスの繁殖期にオスがメスを誘い、縄張りを宣言している鳴き声となる4)。その意味から、「ホーホケキョ」はウグイスのオスの恋愛歌と言えるのかもしれない。ちなみに、ハワイのウグイスは、「ホーホケキョ」と鳴かずに、「ホーホピッ」となくようである6)。場所によって異なる鳴き方があることから、ダーウィンのガラパゴス諸島での結論

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図2 ウグイス3)

と同じくして7)、世代を重ねるうちにその歌声が、ウグイスの恋愛で有利に働いただけ、とも言える。すなわち、日本のウグイスの「ホーホケキョ」は、歌詞に意味がなく、むろん「ホー法華経」でもない。
 図2のように地味な姿を歌声で魅了させるには、特別な発声法を身につけるのが、進化上で正しいとも言える。カラオケなどで、パッと見で、「この人、歌うまいのかなぁ」と思えども、歌うと「すっげー、歌うまいじゃん」、とほれぼれしてしまうのと半ば同じ原理であろうか。真相はウグイスのメス以外に分からない。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/ウグイス (閲覧2016.5.16)
2) http://blog-imgs-16-origin.fc2.com/s/a/n/sanpophoto2/mejiro10-1024.jpg (閲覧2016.5.16)
3) http://www.tousan13.com/wp-content/uploads/218.jpg (閲覧2016.5.16)
4) http://zukan-move.kodansha.co.jp/column_list/birds/1.html (閲覧2016.5.16)
5) http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/nakigoe.html#Call (閲覧2016.5.16)
6) http://www.sankei.com/life/news/150510/lif1505100019-n1.html (閲覧2016.5.16)
7) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0902/feature01/ (閲覧2016.5.16)

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