85mmレンズの構造 -Carl Zeiss社の3つのレンズからの比較-



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題名:85mmレンズの構造 -Carl Zeiss社の3つのレンズからの比較-
報告者:アダム&ナッシュ

 本記事は、基本的にこの記事の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 先のこの記事にて、ポートレイト写真における85mmの画角の一例として、フランスの写真家であるLods Franck氏による写真を提示した。また、この記事にて85mmレンズの特徴について、かつて製造されたCarl Zeiss社の85mmレンズをもとに筆者の主観的な見解を述べた。ここでは、現在、Carl Zeiss社が製造している3つの85mmレンズについて、レンズ構造から検討したい。
 図に現在のCar Zeiss社にラインナップされている85mmの構造を示す。図の左が従来からの85mmで

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図 Carl Zeiss社の85mmレンズ(各レンズのデータシートを元に作図)1)-3)

あり、Carl Zeiss社でもClassicレンズとして分類され4)、Fマウント(Nikon社)とEFマウント(Canon社)が用意されている。図の中央と右が新しい設計の85mmであり、中央のBatisはEマウント(Sony社のミラーレスカメラ)のみ用意されている。図の右はCarl Zeiss社が誇る豊富な知識と経験を基に設計製造された最高級レンズで、Otus 55mmと同様に、扱う側も最高級の腕が必要とされる。そのため、一般的なアマチュアカメラマンであれば、図の左のPlanar T* 1.4/85でも十分となろう(価格でもBatisとOtusは気合いがいる)。図を見て分かるように、同じ85mmで、かつ、メーカーが同じであっても、レンズ構成はかなり異なる。各レンズの特性などの詳細は、文献1)-3)にあるので、参照していただければと思う。

1) http://www.zeiss.co.jp/content/dam/Photography/new/pdf/en/downloadcenter/datasheets_slr/planart1485.pdf (閲覧2016.8.30)
2) http://www.zeiss.co.jp/content/dam/Photography/new/pdf/en/downloadcenter/datasheets_batis/batis_1885.pdf (閲覧2016.8.30)
3) http://www.zeiss.co.jp/content/dam/Photography/new/pdf/en/downloadcenter/datasheets_otus/otus_1485.pdf (閲覧2016.8.30)
4) http://www.zeiss.co.jp/camera-lenses/ja_jp/camera_lenses.html (閲覧2016.8.30)

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