Polaroidの歴史と変遷



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題名:Polaroidの歴史と変遷
報告者:ログ

 Polaroid(ポラロイド)と言えば、すぐにインスタントカメラを思い出すことができる。それだけ、インスタントカメラでのPolaroidの功績は大きい。そのインスタントカメラとは、現像しなくとも、撮影した後にすぐにプリント写真が出てくるカメラの総称である。当の会社としてのPolaroidは、1937年にエドウィン・ハーバード・ランド氏により創立され、ランド氏の当時3歳の娘が「どうして撮影した写真がその場でみえないの?」との疑問から、このインスタントカメラが開発されたとされる1)。
 現在、日本で販売されているこの手のカメラとして、Fujifilmのチェキがある。チェキの最高級品(他のデジカメと比較して低価格ではあるが、チェキの中では最も高価格品)であるネオクラシックのCMでも、そのインスタントな様子がよく分かる。Youtubeに俳優の佐々木希さんのCM2)があるので参照していただければと思う。また、近年では、高級なカメラとしても名高いドイツのLeica社からも、インスタントカメラSofort3)が販売されることとなり、意外とこの市場が拡大していることが伺われる(ただし、Sofortが使用するフィルムは、Leica独自ではなく、Fujifilmのものである)。しかしながら、このインスタントカメラの老舗であったPolaroidに関しては、2002年7月に一端、ワン・エクイティ・パートナーズに買収されるも、その後に親会社の不正疑惑による財政状況の悪化を受け、2008年12月に破綻し1)、事実上、会社はもはやない。現在のPolaroidは、PLR IP Holdings, LLCが保有するライセンスでの登録商標になる4)。しかしながら、その一方で、生産中止となったポラロイドフィルムの復活を目指すため、その年にインポッシブル・プロジェクトがオランダで発足し5)、2010年からオランダのImpossible B.V.がフィルム、カメラの再生産を行っている6)。それによる作例を図に示す。アメリカの写真家であるAshley Hollowayさんの作例7)であるが、乳剤など薬品材料の一部が調達が出来ないために、ポラロイド時代とは異なる新しいインスタントフィルムとして生まれ変わり4)、独特の風合いを醸し出している。

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図 Ashley Hollowayさんの作例7)

ちなみに、Impossibleは日本語では不可能であるが、Polaroidの創立者であるランド氏の言葉である「Don't undertake a project unless it is manifestly important and nearly impossible. (明らかに重要で、ほぼ不可能と思われるプロジェクトでなければ、引き受けない)」6), 4)に由来している。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/ポラロイド (閲覧2016.11.4)
2) https://www.youtube.com/watch?v=ThudGz1s2EQ (閲覧2016.11.4)
3) http://de.leica-camera.com/Fotografie/Leica-Sofort (閲覧2016.11.4)
4) http://polaroidjapan.com/index.html (閲覧2016.11.4)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/インポッシブル・プロジェクト (閲覧2016.11.4)
6) https://eu.impossible-project.com/pages/about-us (閲覧2016.11.4)
7) http://queen-kitty.deviantart.com/art/Connect-the-Dots-Polaroid-1-489861448 (閲覧2016.11.4)

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