牛乳を飲むということ



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題名:牛乳を飲むということ
報告者:トシ

 牛乳は一般に体によく、カルシウムも採れるとの意見がある。その一方で、牛乳は下痢を引き起こすなどもあり、体によくないのではとも言われている。さらに、牛乳を給食から一時的に停止する自治体も現れ2)、給食における牛乳の立場も、かつてに比べて大いに様変わりした。本記事は、牛乳を飲むということを中心に、ネットや書物にある様々な牛乳に関する知識を整理し、考察するものである。
 牛乳に関するうわさは、Jミルク1)に詳しく掲載されている。実は牛乳よりもカルシウムが豊富な食品は多くある。しかしながら、牛乳の利点は、1食分あたりのカルシウムが多いこと、さらにカルシウムの吸収率も非常によいことにある。その他の栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンがある2)。栄養によいという名目から、飲みすぎてしまうことも多々あり、そして、飲みすぎるとお腹がゆるくなることも少なくない。このような下痢に至る理由の一つに牛乳に含まれる乳糖について知ることが大事である。牛乳の乳糖を分解するには、ラクターゼという酵素を必要とするが、このラクターゼは思春期を終えると作るのを止めてしまう。ただし、ラクターゼを生涯体内で作り続ける乳糖耐性の変異を持つ地域もある(図4))。この図を見ると古くから牛や羊と生活を共にしている牧畜の地域にそれが多いことが分かる。

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図 地域における乳糖耐性4)

 日本での牛乳を飲むという歴史は浅く、江戸末期から明治以後になる5)。そのため、日本人の乳糖耐性が低いということも歴史上からは頷ける。なお、下痢を起こしやすい人は、乳糖が分解されたヨーグルトなどの発酵食品がよいとの意見がある6)。その一方で、これほど飲まれつつも、牛乳自体の安全性について疑問視もされている6)。その両論議は、とても不思議ではある。しかしながら、牛乳という材料がなくなった世の中では、多くのスイーツがなくなる。それは、味気ない。ただし、牛乳は飲むにしても、やはり適宜がよいのであろう。

1) http://www.j-milk.jp/kiso/uwasa/index.html (閲覧2015.8.11)
2) http://tokai-rakuren.jp/health/index.html (閲覧2015.8.11)
3) http://www.city.sanjo.niigata.jp/kyouikusoumu/page00092.html (閲覧2015.8.11)
4) ホークス,J: いまも続く進化. 日経サイエンス 12, 104-110, 2014.
5) http://www.gyunyu5959.net/milk/a_milk/04nihonjin/ (閲覧2015.8.11)
6) https://ja.wikipedia.org/wiki/牛乳 (閲覧2015.8.11)


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