掃除とダイエット



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題名:掃除とダイエット
報告者:ナンカイン

 日常の生活において掃除と言うのは、なかなか大変である。片づけても片づけても気がつくと部屋が散らかり、注意していてもいつの間にか部屋に埃がたまっていることは往々にしてありうることである。この状況に対しても気にならない人もいるのかもしれないが、あまりにも汚い部屋というのは、他人には見せることができないであろう。それは普通の人ならば当たり前の感覚である。近年はテレビ番組でゴミ屋敷なる特集も組まれ、その状況を反面教師として喜ぶような風潮もあるが、これ自体は本来ならば異常なことである。
 日本は古来はあまり物もなく、特に江戸時代はリサイクルが生活の中心であった1)。「もったいない」という言葉が、世界でも「MOTTAINAI」となり2)、世界的にもこの考えが普及されつつある。しかしながら、現在の日本の各家庭の現状は、「MOTTAINAI」というよりも物があふれ、ゴミ屋敷まではないにしろ、各家庭のゴミ(物)のあふれた状況に対して、掃除をしなければいけないことに困り果てていることが多いに違いない。その一方で、食べ過ぎや食事の偏りから、ダイエットと言葉に対しても敏感である現代人であるが、食事を制限する・見直す、フィットネスクラブ等でエネルギーを消費する、などしてなんとかダイエットを実現するも、結局は生活の忙しさとの兼ね合いから、掃除も?、かつ、ダイエットも?、といったアンビバレンツな状態に陥っている。その状態の解消として、最もふさわしいのは、掃除=ダイエットとなれば...ということが本音であるに違いない。そこで、本記事では、掃除がどの程度に身体に影響を及ぼすのかを調べるとともに、それがどの程度のダイエットに繋がるかを調査することを目的とした。
 日常の生活において、掃除がどの程度のエネルギー消費をもたらすかを調べる上で知っておくべき目安としてMETsがある。METsとは「Metabolic equivalents」の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表している3)。これによれば、掃除(掃除機による)は3.5METsとなる。3.5METsとはどのぐらいかは分かりにくいため、具体的にどのような運動に相当するかと言うと、実はトランポリンと同じような値となる4)。軽度のウォーキングは3.8METsとなるため、それよりもやや弱い強度ではあるが、それでもダンス(マンボ/チャチャ・ワルツ/スロー)の3.0METsと比較してもやや強い強度となる。また、掃除を10分間継続すると、約30Kcalのカロリー消費がある5)。その約30Kcalは、めんたいこ程度のカロリーにしか至らない6)。しかしながら、膝を意識して高く持ち上げることでカロリー消費は3.5Kcal/分アップし7)、つま先立ち歩きや膝曲げで歩くことでカロリー消費は1.5倍となる8)。このことから、単純な掃除に少し複合的な運動を付与させることで、掃除は運動としても十分に成り立つことが分かる。すなわち、運動的な掃除を意識することで、ダイエット効果も十分に得られることが示唆された。

1) http://www.simofuri.com/recycle/recycle.htm (閲覧2015.8.23)
2) http://mottainai.info/about/ (閲覧2015.8.23)
3) http://club.panasonic.jp/diet/exercise/mets/about_mets.html) (閲覧2015.8.23)
4) http://www.wellba.com/hbnews/contents/mets_table.html (閲覧2015.8.23)
5) http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200708/kenkou.htm (閲覧2015.8.23)
6) http://matome.naver.jp/odai/2137765355399079501/2137792710039998203 (閲覧2015.8.23)
7) http://kanja.ds-pharma.jp/life/care/exercise/while/at_home.html (閲覧2015.8.23)
8) http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/123.html (閲覧2015.8.23)

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