The Walking Deadにおけるパラダイムシフトの起源



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題名:The Walking Deadにおけるパラダイムシフトの起源
報告者:トシ

 The Walking Dead1)はアメリカのテレビ局であるAMCが中心となって製作されたテレビ番組であり、現時点でシーズン5まで放映されている。シーズン1は2010年に放映されており、それから5年以上も続いている番組である。さらに、シーズン6も2015年末には放映される予定となっている。この番組では主たる配役陣が2010年から生存している(The Walking Deadになっていない)ことから、テレビ番組と云えども彼らの5年間の成長が目の当たりにできる。それは役としての演技力だけでなく、実際に子役の身長も伸び、番組が生活上でも大きく密着している様子が見てとれる。
 この番組の優れている点は、製作上の長い年月だけでなく、一介のテレビ番組とは思えないほど、脚本が素晴らしく、映像やメイキャップのクオリティも非常に高いこと、に他ならない。また、ホラー映画と世相とは関連が深く、不況な世の中になるほどホラー映画が多い2)。今の世相を思うと、The Walking Deadが流行るのも無理はないのかもしれない。それを裏付けるように、このThe Walking Deadはケーブルテレビの史上最高視聴率をたたき出し、前日譚となるFear the Walking Deadも製作されるまでに至った。
 一方、ある時代・集団を支配する考え方が非連続的・劇的に変化することをパラダイムシフトといい3)、科学界や産業界でよく用いられる語のひとつである。近年の産業界での大きなパラダイムシフトに、フィルムがあり、カメラがフィルムからデジタルに変わった時に、大手のフィルム製造元であったKodak社やFujifilm社は、このパラダイムシフトへの対応によって明暗を大きく分けた。詳細は湯之上4)の報告に譲るが、2012年1月19日に経営破綻したKodak社に比べて、その後に躍進したFujifilm社は、有する技術をベースに常に変化し、知的な構造改革を起こし5)、最終的にフィルム需要の大幅な減少のサバイバルに勝つことができた。カラーフィルムの需要の推移を図に示す。

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図 カラーフィルムの世界需要の推移6)を改図                  

 さて、The Walking Deadにはどのようなパラダイムシフトがあるのか? The Walking Deadを見た人なら分かるであろう。まず、主人公であるリックの世界観が一変する出来事がある。さらに、キャンプ地、研究所、農場、刑務所、終着駅…と様々な場所でパラダイムシフトが迫られる。各場所での出来事はここではあえて伏せておくが、各所々でその変化に対応すべく、かつ、保安官としての気概を有するリックを中心に、仲間とともに知的な構造改革が常に求められ、サバイバルしなければならない。このパラダイムシフトの起源は、The Walking Deadからだけでなく、The Survival Humanからも、ある。

1) http://www.amc.com/shows/the-walking-dead (閲覧2015.9.25)
2) http://news.walkerplus.com/article/10432/ (閲覧2015.9.25)
3) http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/179806/m0u/ (閲覧2015.9.25)
4) http://www.electronicjournal.co.jp/article/PDF/20120601.pdf (閲覧2015.9.25)
5) http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120125/226519/?rt=nocnt (閲覧2015.9.25)
6) http://www.fujifilmholdings.com/ja/investors/individual/history/ (閲覧2015.9.25)


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