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手羽先を上手に食べるには


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題名:手羽先を上手に食べるには
報告者:ログ

 手羽先はその名の通り、にわとりの手先の羽の部分の肉である。鶏肉は牛肉や豚肉よりもやや淡白な印象があるが、こと手羽先に関しては、肉自体は少ないものの、ゼラチン質と脂肪を多く含んでおり1)、濃厚な印象がある。にわとりの手羽の部位を図に示す。この図に示すように、手羽は手羽先、手羽中、手羽元に分類され

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図 手羽の部位1)

る。しかしながら、にわとりの羽は一羽に左右2つしかないため、手羽がとれる量も限られる。むろん2個/一羽である。そのため、手羽先も2個/一羽となる。
 手羽先は濃厚であるため、調理すると焼いても、揚げても、煮てもおいしい。手羽先で全国でも有名なのは名古屋地区であるが、そのため、名古屋には手羽先の専門店も多く、名古屋名物としての手羽先を扱うお店も少なくはない。名古屋の中でも手羽先で有名なのは世界の山ちゃん2)になろうか。世界での知名度は外国の方に聞いてみないと分からないが、少なくとも日本ではすでに有名なお店である。
 手羽先は先に述べたように肉自体は少ない。しかしながら、手羽先の解剖3)を調べても、大きな骨が3つほどあり、その他、細かい骨も先端に多い。肉の量に比して、骨の多い部位でもある。そのため、食べる際には一苦労する。一般的にケンタッキーのような骨付き鶏肉であれば、大きな骨が1つだけのことが多く、その骨をもって食べればよいが、手羽先はむしることやはぐことも要求され、食べる際には高度な技能が必要とされる。箸で食べる方法も意見として散見されるものの、多くは手で食べることが通例となっている。世界の山ちゃんでも手羽先を手で食べることを推奨している。
 手羽先を食べたことがある人なら、箸がいいか、それとも手がいいのか、よく分かるであろう。当方は手がよい。とても箸のみで上手に食べる自信がない上に、その箸使いの技能も持ち合わせてはいない。しかしながら、手で食べると手に調理した手羽先のあらゆるエキスがつく。そこが難点でもある。しかしながら、手で食べる手羽先には、原始時代の人の営みを思いださせる何かがある。すなわち、手羽先を手で食べると、手羽先のおいしさを味わえるだけではなく、自己の原始人としての郷愁も味わえる。

1) http://www.malmoto.co.jp/eat/ (閲覧2015.11.30)
2) http://www.yamachan.co.jp/company/history.php (閲覧2015.11.30)
3) http://www.center.shizuoka-c.ed.jp/curri/cpc/Web/kannsatujikennsyuu2/23A03b.pdf (閲覧2015.11.30)

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