地底たる謎の研究室

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WEB上にある無数の屍が歩く時


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題名:WEB上にある無数の屍が歩く時
報告者:ダレナン

 現実の世界は広く、どのような人でもってもすべてを隈なく旅することは不可能に近い。歩行から自転車、バイク、自動車、飛行機とありとあらゆるものが移動する手段として発達したにも関わらずである。それを可能にするには、テレポーテーションのようなある地点とある地点との空間を瞬時に移動できる機器が現実とならない限りは、全世界すべての見聞は一人の生涯ではできないであろう。それと同じくして、日々膨大に増え続けるインターネットのコンテンツもすべてを隈なくネットサーフィンすることは非常に難しい。インターネットのコンテンツは電子の世界であるために、量子コンピューター1)のような今までの処理方式と異なるコンピューターの登場でもって処理速度が飛躍し、膨大な情報の世界をも瞬時に解析できる時代もくるかもしれない。しかしながら、個人のネットサーフィンごときでは、WEB上にあるコンテンツをすべてを見聞することは、これまた不可能に近い。睡眠時間以外すべての時間をネットサーフィンに費やしていた人がいたとしても、新たな情報を手に入れると、過去の情報は頭の中では過去となる。
 その膨大にあるWEB上のコンテンツゆえに、あるサイトを見たとしても、それが生きたコンテンツであるのか、死んだコンテンツであるのか分からない。見た側が内容的に素晴らしく、そのコンテンツを生きた情報として捉えたとしても、そのサイトの管理者がすでにこの世からなくなっていれば、サイトの更新は永遠にされない。すなわち、WEB上では情報として生き続けていても、コンテンツの扱いはすでに死んでいる。ある意味、WEB上の屍と言える。そのサイトを管理しているサーバーが壊れる、もしくは、何らかのそのサイトのサービスが停止すれば、サイト自体はなくなる。そうなると、コンテンツも真の死を迎えたといえるよう。ただし、それらコンテンツがSNSやメールなどの様々な方法とリンクしていれば、死んだコンテンツも別サイトで再び歩き始める。まるで、ゾンビウォーキング・デッドの様である。言い換えれば、これが「コンテンツの歩く屍」ということになろうか。下図のようにである。
 当研究ショもやがてその死を迎えるかもしれない。また、私、ダレナンがこの世からいなくなれば、構成員の別の方が当ショの使命を引き継いでくれるかもしれない。いずれにせよ、当ショの機能がストップしたとしても、膨大なWEB上の情報の中にあって、このコンテンツがやがて歩くこともあるかもしれない。それは誰にも分からない。

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図 コンテンツの歩く屍

 WEB上にある当「WEB上にある無数の屍が歩く時」が真に歩く時、当ショも別の使命を帯びているであろう。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/量子コンピュータ (閲覧2015.12.6)

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