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日本におけるグルーブ感のある音楽の市民権


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題名:日本におけるグルーブ感のある音楽の市民権
報告者:ゴンベ

 グルーブとは、英語のGrooveが語源となり、そもそもはレコードの針溝を示す語句である1)。それが波、うねりという印象から、音楽用語に転じた語句である2)。ただし、具体的な定義は決まっていない2)。日本語でGrooveを平易に意訳すれば「音楽のノリ」とことになろうか。また、表題で記載したグルーブ感は、さしずめGroovyとなろうが、これも日本語で意訳すれば「音楽のノリやすさ」となるかもしれない。
 このGroovyに関して、ここではあえて音楽ジャンルを規定してジャズからそのGroovyを調べると、いわゆるジャズのビッグバンドにおけるSwing、さらにその進行形であるSwingingが、そのGroovyを生み出すきっかけになったとも換言できるかもしれない。ジャズを好む人であれば、Swing、Swingingで 'なるほど' と通じるものがあろう。そのSwingにも、もともとは揺れるの意味があり、「ジャズ音楽のノリやすさ」として転じた語句であることから、その語源はGroovyと大差はない。しかしながら、Groovyはジャズでは用いられず、音楽ジャンルの中心としては、レゲイやソウル、あるいはリズム&ブルース(R&B)などのジャンルから派生していることが多い。ジャズのオルガニストであったLarry Youngは1962年にプレステッジレーベルから「Groove Street」なるアルバムを制作しているが、このころからジャズにも次第にアーシー(土の香りの感じがする、どろ臭いような)3)さが深まり、それがやがてGroovyとしてR&Bなどの音楽にも結び付くことになったのであろう。また、Groovyが生まれた時代背景に、その音楽性からダンスも紐づいており、ダンスがしやすいか、しにくいかも、Groovyな音楽か否かの目安ともなっている。
 近年、教育界においても、音楽課程でR&Bは学ばずとも、ことダンスに関しては教育課程で必須化された4)。それだけ、ダンスのしやすいGroovyな音楽も、日本で市民権を得た証かもしれない。そのGroovyである音楽の日本における道筋を拡大したのは、EXILE(図)になるであろう。EXILEの登場前後では、日本におけるGroovyな音楽の市民権は大きく異なる。EXILEの前身は、J Soul Brothersという名称になるが、SoulやBrotherという単語が入っていることで、音楽としてレゲイやソウル、あるいはR&Bに影響を受けていたことが分かる。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」など、今売れている彼らの

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図 初期EXILEの写真5)

状況を見ると、日本の音楽業界も以前と比較して随分と様変わりした。

1) http://ejje.weblio.jp/content/groove (閲覧2016.1.16)
2) https://ja.wikipedia.org/wiki/グルーヴ (閲覧2016.1.16)
3) https://kotobank.jp/word/アーシー-420539 (閲覧2016.1.16)
4) http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1330882.htm (閲覧2016.1.16)
5) http://pic.prepics-cdn.com/8769aede98c04/39550149_220x165.jpeg (閲覧2016.1.16)


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