「めんどくさいので、後で」の累積度数



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題名:「めんどくさいので、後で」の累積度数
報告者:ダレナン

 例えば、めんどうな仕事が目の前にあり、それを行わなければならないと仮定する。期限は今日一日である。すなわち、24時間内に遂行しなければならない仕事である。言い換えると、めんどうであるが、今すぐ取り掛からなくとも問題はなく、24時間以内で遂行できればよい仕事である。逆に今すぐに取りかかってもよい仕事でもある。そこで、仮にAさんとBさんにこの仕事を同時に任せたとする。Aさんはめんどうなことが苦手な人で、後回しにする傾向がある。Bさんはめんどうなことが苦手でも、やらなければという意思が強い、とする。このめんどうな仕事は実は根をつめれば、1時間で行える。朝9時にAさんとBさんに同時にこの仕事が与えられたとすると、Bさんはやらなければと思い、9時に開始する。そのため、10時頃にはこの仕事を終えていることとなる。方やAさんは「めんどくさいので、後で」の原理で、夕方までにできればいいかと思っている。さらに、人にはめんどう度という尺度が心理的にあると仮定し、その日の時間経過から1時間につき意識的にそのめんどう度が1割増すとして、食事後の昼以降は2割増として、その意識に応じて遂行する時間も1割、2割増しとする。いわゆるだらだらモードである。ただし、Aさんも16時頃にはさすがに遂行しないとまずいと思い、16時から開始する。これを表で表すと、

表 AさんとBさんのめんどうな仕事の遂行時間



となる。これを見ると遂行時間は、一日ではわずかにAさんが5.4分ロスしたこととなる。しかしながら、これが365日分として累計すると、365×5.4=1971分=32.85時間となる。このことから、実はAさんとBさんは年間を通すと、丸一日以上のロスをAさんがしていることとなる。言い換えれば、Aさんは365日/年でも、Bさんは366+1/3日/年あるという風にも見なせる。1+1/3日でも、70年生涯で考えると、93.3…日もの違いが生じる。93.3…日はBさんの生涯にとって、自分ための真の自由な時間である。ルネサンス期の大天才とされた、レオナルド・ダ・ビンチですら「To Doリスト」を使っていたとされるが1)、「To Doリスト」に基づく93.3…日を得た結果が、レオナルド・ダ・ビンチを大天才へと導いたのかもしれない。

1) http://gigazine.net/news/20161227-leonardo-da-vinci-to-do-list/ (閲覧2016.12.28)

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