かしこい地鶏は自撮りを好む



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題名:かしこい地鶏は自撮りを好む
報告者:トシ

 地鶏は在来種由来の血液百分率が50%以上の国産銘柄鶏の総称であるが1)、その名称に見合う鶏として、日本農林規格 (JAS) で4つの条件が課せられている。①在来種由来の血統が50%以上で出生証明ができる素びなを使っている、②ふ化日から80日間以上飼育している、③ふ化後は28日目以降は鶏舎の中また外で鶏が床や地面を自由に動けるようにして育てる、④ふ化後28日以降は1平方メートル当たり10羽以下の環境で飼育している、である2)。この中でも特に③、④は鶏に体力を与える条件でもあり、自由で動け回れ、運動量が多いことから、地鶏の筋肉はしっかりしているのが特徴となる。日本の三大地鶏は、名古屋コーチン、比内鶏、薩摩地鶏とされているが3), 4)、そのいずれもが食感として「肉質」に弾力性があり、筋肉中に含まれる「栄養素」が多い4)。そのため、地鶏は噛めば噛むほど美味しいことは、鶏肉好きの方にとっては、ここで言うまでもない知識となるであろう。
 そのような運動量の多い、自由な環境下、あるいは、元々の生息域に近い環境で動物を育てることを、環境エンリッチメントと呼んでいる(この記事も参照)。ここで地鶏の比較対象として、一般的な鶏の飼育 (ワイヤーでできたケージの中へ鶏を収容し、それを何段かに重ねて飼育する5)) のブロイラーを想定すると、地鶏は明らかに運動量のみならず、ブロイラーよりも環境エンリッチメントに従って頭がよい可能性も示唆される。この頭がよいとされる能力がすぐなにかに結び付くかは今はまだ不明であり、むろん「肉質」からは判定できない。そのため、今後、地鶏での実験が待たれるものの、地鶏をうまく条件付けをすれば、ブロイラーよりもはるかにボタンを押すなどの行動が上手になるに違いない。仮に、ボタンを押して、自らを写すような装置があれば、地鶏は自撮りを好むようになる可能性もある。ただし、地鶏が自撮りを好むようになるからといって、地鶏同士でSNSでシェアしあうことはないであろうが、映画「猿の惑星: 創世記」のように、ある時を境にアルツハイマー遺伝子治療薬ALZ112を開発後における実験台として地鶏が選ばれたなら、真に地鶏は自撮りを好み、さらにSNSでシェアするに違いない。その時は、図のようになろうか。



図 自撮りを自慢する地鶏6)を改図

とりあえず筋肉が自慢の地鶏は、今でもややナルシストの傾向を併せ持っているかもしれない。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/地鶏 (閲覧2017.3.20)
2)http://style.nikkei.com/article/DGXNASDJ2201R_S3A121C1000000?channel=DF260120166493&style=1&page=2 (閲覧2017.3.20)
3) https://www.kagoshimanouen.jp/3dai-jidori (閲覧2017.3.20)
4) http://www.tori-niku.com/tishiki/syurui/ (閲覧2017.3.20)
5) https://ja.wikipedia.org/wiki/ブロイラー(閲覧2017.3.20)
6) http://hennae.net/?p=3742 (閲覧2017.3.20)

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