地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

乱気流があっても彼女への愛は乱れない。

題名:乱気流があっても彼女への愛は乱れない。 報告者:ダレナン ブリュッセル行きの飛行機の中。窓を眺めながら、輝いている君を見た(図)。あと少しでのランディング。機内アナウンスも「ただいまの現地の時刻は午前7時30分、天気は晴れ、気温は25度でござ…

ウミネコ・ダンス、カモーン。と、なって

題名:ウミネコ・ダンス、カモーン。と、なって報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 本当はもうすでに消えているのかもしれない。どのような時間を過ごそうとも、その時間はいつも一定に流れて、いつしか記憶をも洗い流す。タンスの奥にしまっ…

キーボードがthe_accidental_poetで「ニャオーン」とこだま

題名:キーボードがthe_accidental_poetで「ニャオーン」とこだま 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 ウミネコは、海のネコだから「ニャオーン」と鳴くのではない。しかしながら、ウミネコの鳴き声は、「ミャーオ」や「アー」と聞こえること…

題名:嘘 報告者:ダレナン 「ねぇ、今年の夏も海へ泳ぎに行こうよ。」 まだ冷たい海の水に素足をつけながら、彼女は言った。 「いいよ。ここでいい?」 「そうじゃなくて、あの、なんて名前の海だったかな?」 「○○?」 「違う。」 「じゃぁ、△△かな。」 「…

黒猫の導き

題名:黒猫の導き 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 ひたひたと駆け寄り、そうしてささやく。「次は、あなたの番よ」と。そうして、いつも罠に嵌るのだ。そこに踏み込んではいけないと分かりつつも、罠に嵌るのだ。それが運命なら、いっそこ…

クリーミーな泡

題名:クリーミーな泡 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 また、逢いたくもない願いを通して、逢いたくもあり、正直、どっちなのかと問われると、どちらでもなく、どちらでもあると返したい、解せない想い。思い通りにはいかなくて、いつもの…

27℃の音頭

題名:27℃の音頭 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 その図が示す通りであれば、その時、Catedral de Mallorcaにおける気温は、27℃であったに違いない。Catedral de Mallorcaは、日本語で示すと、マヨルカ大聖堂となる。そこでは少々の風も吹…

今こそ、明りを灯す時なのだ。

題名:今こそ、明りを灯す時なのだ。 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 途切れ途切れとなり、不連続性を持った頭の中で(この記事)、その枠組みたるフレームは常に連続性を保つ。それは、時が止まろうとも、止まらなくとも、2つの輪となって…

恋の悪魔は、今宵も鞭打つ

題名:恋の悪魔は、今宵も鞭打つ 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 チクタクと止めどなく刻む時は、連続のように見えて、不連続である。少なくとも秒針はチクタクと動けどもその動きは一定ではない。スムーズに流れる秒針もあるも、その裏に…

nでの意味合い

題名:nでの意味合い 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 なぜか永遠と続いている恋作は、濃い作品にも見えて、故意作品として燃える。燃えいずるBuringは、ビュリングとして人の名であり1)、伝えたいところのBurningと異なる。そう、たったの…