地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

えっ?

題名:えっ?報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 薬を飲むとかなり痛みが楽になった。これなら、すぐによくなりそうだ。幸いなことに腫れも随分とひいている。歩く際も、それほど無理はしなくても大丈夫みたいだった。サポーターもうまい具合…

恋習の成果で歌を奏でる

題名:恋習の成果で歌を奏でる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「あす病院へいくよ…」 そう言ったとたん、母から「わたくしが今から車で連れてってあげるから…。とりあえずすぐに病院で診てもらいなさい」と言われ、しぶしぶ車に乗り、近く…

ごめん。見つけられないや…

題名:ごめん。見つけられないや…報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 一歩一歩着実に下山しながら、その一歩一歩がとてつもなく長い時間のように思えた。まるで、時間がゆっくりと進んでいるようなそんな感じがした。太陽が東から着実に昇って…

染められている色

題名:染められている色報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 その日、入水管が触れ合った日から(この物語)、ぼくの貝殻は、分かりやすいくらいにいろいろな色に輝き始めた。黒だけでなく赤にもなり、ぼくの赤面が、まるでハルミさんに同調して…

しあわせだった貝?

題名:しあわせだった貝?報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ハルミさんが来た方向は、どうやら海に面しているところに近かった。ぼくの方はといえば、湖に面しているところに近かった。ハルミさんがひらひらと舞い踊れるのは、もしかすると…

完了していない進行形な夢の中での連鎖

題名:完了していない進行形な夢の中での連鎖報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 湯を飲みながらカロリーメイトを食べていると、辺りが暗くなってきた。時刻を確認するともうすぐ夕方に差し掛かるところであった。今日の頂上からのあゆみのス…

愛というベールを纏ったその存在

題名:愛というベールを纏ったその存在報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 「もう半分…なの?」。琉花、晴美:「うん♡ そう…」、と琉花と晴美さんの映像化は告げた。でも、この広い山の中で、もう半分なんて見つかるのだろうか? 確かに、しじ…

厳格なる幻覚、その映像化

題名:厳格なる幻覚、その映像化報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 頂上に辿りつき、愛の頂きに到達したと感じた時(図)、僕は震えが止まらなかった。確かに、そこは寒かった。その影響も皆無ではないだろう。でも、それとは異なるこころの震…

テンキュー&ザ・ありがとうございます

題名:テンキュー&ザ・ありがとうございます報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 雪洞の中は、意外と温かい。外からの風雪の音が聞こえるも、ここの中では皆無だった。ふと耳をかざすと、外では酷評の風雪が舞っていた。でも、それは、もはや…

内なるこころ

題名:内なるこころ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 少しずつ、大きな牛に向かう闘牛士のようにあゆみを進め(この物語)、右足の激痛に耐えながらも、僕の中のアドレナリンはいつしかピーク(造語:アドレン・ピーク)に達していた。そこから…