地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

まだ少し眠そう

題名:まだ少し眠そう報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 一筋の光明が見える方向に、僕はひたひたと暗闇の中を歩んだ。すると、そこに小さなミカン箱が見えた。箱の側面には、ありあけと書かれてある。 ありあけみかん。 僕の大好きなみかん…

なぞかけ(RIDDLE)

題名:なぞかけ(RIDDLE)報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 あまりにも大きすぎる川は、タイガーとして”撮ら”させられる。そうして、光ある中、撮ろうとしても真っ暗闇では何も露光しなかった。出来上がりも真っ黒だった。遠くでがおーんと…

川のあちら側と川のこちら側

題名:川のあちら側と川のこちら側報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 気づいたのだ。 網膜に記録した何かとは、実は、貧そで、浅はかなまぼろしだったことに。そうだ、何かの文章で読んだことある。その出典は思い出せない。でも、こんな内容…

網膜に記録した何か

題名:網膜に記録した何か報告者:ダレナン わたしは時折、無性に何かを記録したくなる。それは文章であり、そして画像だった。 文章ならばこうしてここにあるようにしたためればいい。それは鉛筆でも、ボールペンでも、万年筆でも、あるいはキーボードでも…

どちらがタマゴで、どちらがヒヨコだろうか?

題名:どちらがタマゴで、どちらがヒヨコだろうか?報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 本日は肉で攻めるつもりだったが、偶然にも上物の天然タイを仕入れることができた。でもいやいや、これってもしかして天然ではない。値段からすると…。 …

上物の天然タイを仕入れ

題名:上物の天然タイを仕入れ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 だんだんと迷宮入りし、なんでさらなる精進と言えども、その文面自体にどうなのかといぶかしげに思えた。 ピーター・ウォード氏は果たして何者なのか。なり者なのか。そうして…

さらなる精進

題名:さらなる精進報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ピーター・ウォード著「ヒヨコの羽」の第二章。 {強固な殻に包まれたワイらは、まさに外からのダメージを受けることなく、鉄の複数形のようにアイアンズし、ジェレミーと化していた。で…

すくすくとヒヨコは育った。

題名:すくすくとヒヨコは育った。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 …トレードオフ、} なんかかっこええ表現やな。そう思えるで。でもな、本当はよー分かっとらん。白状しちちゃろか。 よー分かっとる、と、よー分かっとらん、が、拮抗しち…

“かるしゅうーむ”摂っとる

題名:“かるしゅうーむ”摂っとる報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 …ソロヒヨコ・イン・ザ・シェルター・オブ・ヒヨコキャンプに備えた}。 ピーター・ウォード氏は本の中でそう語っていた。ソロヒヨコ、ヒヨコキャンプ…? 分かりそうで分かり…

ソロヒヨコ・イン・ザ・シェルター・オブ・ヒヨコキャンプ

題名:ソロヒヨコ・イン・ザ・シェルター・オブ・ヒヨコキャンプ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 そのピーター・ウォード著「ヒヨコの羽」は、とてもお腹の子どもに語りかけるような本ではなかった。傍から少し聞いていただけでもよく理解…