題名:クリームブリュレにまつわる話
報告者:ちょろりん
クリームブリュレ。
初めてこの語句を聞いた人でもなんとなくお菓子かなぁという響きがあるかもしれない。その通りでお菓子である。ブリュレという発音からも、フランスがその起源であることがなんとなく分かる。名前的にも得をしているお菓子の一つであろう。
先のこの記事でもあったが、
「クリームブリュレ。シルブプレ」
という感じがとても似合う。
日本においてブリュレが有名になったのは、フランス映画の「アメリ」から以降になるかと思われる。その「アメリ」は、原題が「Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain」となり、これを翻訳すると、「アメリ・ポーレンの素晴らしき運命」となるであろうか。監督はジャン=ピエール・ジュネで、監督としての第一作には「デリカテッセン」があるが、とても独特な雰囲気を醸し出しており、フランス人らしい監督の一人である。その「アメリ」において登場するお菓子がクリームブリュレである。
クリームブリュレの上のカラメルを、スプーンでパキパキと割るシーンは、映画の印象的なシーンである。NHKの「グレーテルのかまど」でも、このシーンを取り上げ、アメリのクリームブリュレのレシピを公開している1)。このレシピ通りに作ったことがある人も多いかと思うが、とてもおいしいクリームブリュレとなる。ただし、お菓子作りに関しては、ブリュレ以外でも時間がかかることが多い。そのため、気軽に...という訳にもいかない。そこで、やはりブリュレに関しては、お店のブリュレも研究したくなる。
調査すると、いろいろなブリュレが散見された。しかしながら、最も印象に残るブリュレは、
「このブリュレ」
だと思う。
販売している会社の経歴を見ると、この商品は会社を大きくした原動力でもあるようであった。そのことから社運をかけたとても気合いの入ったブリュレであることも判明した。
1) http://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/26.pdf (閲覧2015.12.19)
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