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謎の海底生物はジオフロンティア計画の夢を見るか? -そのⅠ-


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題名:謎の海底生物はジオフロンティア計画の夢を見るか? -そのⅠ-
報告者:ナンカイン

 以前のこの記事にて、「原題を見て、この原題がフィッリプ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をもじったことが分かる人も多いであろう。その通りで、もじった。」と念頭にある。はたして、本記事はどうなのかというと、明らかにもじりの、もじりである。そのため、いささかもじもじしている。ただし、先のこの記事の題名は「チンパンジーは人間になりたい夢を見るか?」であり、チンパンジーも、人間も謎の存在ではなかった。しかしながら、本記事では、謎の、謎の海底生物、ジオフロンティア計画とあり、その存在自体がまずピンとこないかもしれない。そこで、これらについて詳細に報告したい。
 まず、謎の海底生物である。文献1)によれば、日本(国立研究開発法人海洋研究開発機構の高知コア研究所地球深部生命研究グループ・海底資源研究開発センター地球生命工学研究グループの稲垣史生上席研究員ら2))を中心とする国際研究チームが、世界で最も深い海底地下の生物を発見し、注目されている。発掘した個所は、青森県八戸市の沖合約80kmの地点で、海底下2466mまでの深度とされる位置である3)。海底下ということは、海底にある地面から2466mになるために、その海底から海の上までの距離である1200m1)を足すと、3666mもの海面下にあることになる。その住民の名は、メタノバクテリウムである。正確にはその仲間である1)。その住民の姿を図に示す。この図のひも状の方が、謎の海底生物の住民になる。ちなみに、図の右下には白い棒があり、この長さは5μm(マイクロメートル)となる。1μmは 10−6 mに等しいことから、0.001mmということになる4)。相当に小さな住民である。見て分かる通り、これら住民は、人間のような手足はなく、単なる微生物の存在である。ただし、人間もその祖先を辿れば、微生物が欠



図 謎の海底生物3)

かせず、今も人間の体内には多くの種類の微生物が存在している。実は、場合によっては、人間が意識を持って崇高な活動をしていると思いつつも、その裏では微生物が操っている可能性もある。人間の表向きは単なる張り子で、人間から微生物を奪うと、その存在も危うい。逆の見方をすると、「あなたの体内に存在する細胞のかなりの部分は、あなた自身のものではない。それどころか、ヒトの細胞でさえない。それは細菌(バクテリア)の細胞なのだ。」6)とできよう。このことから、人間とは微生物によって創られた魂が宿っているガワとも言い換えられるかもしれない。文献6)では「超有機体」と名付けている。
 ジオフロンティア計画については、そのⅡとして次の記事で報告したい。

1) http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/226081.html (閲覧2017.9.28)
2) http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20150724/ (閲覧2017.9.28)
3) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/041500005/080400005/?P=1 (閲覧2017.9.28)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/マイクロメートル (閲覧2017.9.28)
5) http://silentgents.com/page2.html (閲覧2017.9.28)
6) https://wired.jp/2004/10/13/人間はヒトの細胞と細菌から成る「超有機体」/ (閲覧2017.9.28)

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