地底たる謎の研究室

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コンビニエンスストア情勢の肌で感じる主観的な状況


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題名:コンビニエンスストア情勢の肌で感じる主観的な状況
報告者:エゲンスキー

 今さらでもないが、コンビニエンスストア(コンビニ)は便利である。そのことから、コンビニエンス(convenience):便利、であることに違和感はない。
 1974年に、東京都の豊洲に第一号店となるコンビニであるセブン-イレブン1号店が登場した1)。その前身は、アメリカにあるサウスランド・アイスカンパニーが1927年に創立した保存用氷の販売であるが、ある時に来客から食料品や調理器具などの日用品も扱ってくれると便利だ、という意見を取り入れて、コンビニの原型ができあがった2)。そして、1946年に、朝7:00から夜11:00(23:00)までの営業時間にちなんで、店名が「7-Eleven」となった2)。今や24時間営業が当たり前であるが、ここに「7-Eleven」の名のきっかけがある。そして、日本では、1973年に株式会社ヨークセブンを設立し、アメリカ本社のサウスランドカンパニーとライセンス契約を締結した後に、先の豊洲のセブン-イレブン1号店の登場へとつながる1)。なお、現在では、親会社であったアメリカのカンパニーが1991年に経営破綻となり、2005年にはセブン&アイグループ(正しくは、セブン&アイグループの持株会社である、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの子会社である株式会社セブン-イレブン・ジャパン1))の完全子会社となった1)(ややこしい)。
 その第一号店が誕生した1974年から徐々に店舗が増え、セブン-イレブンだけでなく、ファミリーマートや、ローソンなどといった店舗も増え、今では5.5万以上の店舗がある。1983年からの店舗数の推移を図に示す。縦軸は店舗数、横軸は年を示す。店舗数のデータは文献3)を参考にした。これを見ると明らかであるが、2000年~2012年頃にかけて増加の伸び悩みが示されているものの、その後に再び大幅な増加に転じている。かつては、5万店で店舗数が飽和すると言われていたが、この大幅の増加のきっかけは、少子高齢化、働く女性の増加、世帯人員の減少、小売店舗数の減少といった社会変化に



図 コンビニの店舗数

うまく対応することで客層を広げ、「若い男性がふらりと立ち寄る店」から「誰もが足を運ぶ店」に進化してきたためと考えられている4)。その他、コンビニ業界の再編状況や、主要コンビニ各社の国内シェア推移、あるいは、1日1店舗あたりの年齢別客数構成比の推移など、まとまったコンビニ業界の現状と課題については、文献4)を参照していただきたい。しかしながら、筆者がここ最近のコンビニ情勢の肌で感じる主観的な状況は、意外とつぶれている、ことが挙げられる。やはり店舗数の増加とともに、コンビニにとっては頭痛の種であり続ける人手不足は4)、程度の差こそあれ今後大きく店舗数に影響していくだろうと推察された。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/セブン-イレブン(閲覧2018.8.20)
2) https://ja.wikipedia.org/wiki/セブン-イレブン_(米国) (閲覧2018.8.20)
3) http://www.jfa-fc.or.jp/particle/29.html (閲覧2018.8.20)
4) http://www.tbr.co.jp/pdf/report/ind_g018.pdf (閲覧2018.8.20)

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