地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

27℃の音頭



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:27℃の音頭
報告者:ダレナン

 本記事は、この記事の続きです。

 その図が示す通りであれば、その時、Catedral de Mallorcaにおける気温は、27℃であったに違いない。Catedral de Mallorcaは、日本語で示すと、マヨルカ大聖堂となる。そこでは少々の風も吹いていたのであろう。彼女の髪も素敵になびいている。
 そうして、僕は再び、旅に出る。その旅は、きっと、フレデリック・ショパンの愛の旋律にも似て、マヨルカ島へのジョルジュ・サンドへの愛の逃避行にも似て非なるものになるに違いない。しかしながら、その一方で、フレデリックには、同じく「逃避行」なる曲もある。その調べは、Youtube1)で確認できるが、こちらは列車での逃避行となる。マヨルカ島へ、島飛行するには、列車ではなく、飛行機でないと難しいであろう。そこで、飛行機でもってマヨルカ島へ島飛行したい。するとどうであろうか。
 しかしながら、フレデリック・ショパンが島飛行した1838年頃の夏頃2)は、飛行機があったのであろうか、という疑問が生じる。アメリカのライト兄弟による初飛行は、1903年12月17日である3)。すなわち、フレデリック・ショパンの逃避行は、島飛行でなく、船航海になる。その正確な船旅は、1838年11月7日夕とされる4)。文献4)から正確に記載すると「一九三八年一一月七日夕」となるが、ここは誤植かもしれない。そこで、一応1838年と記載したい。その船航海の手段は、蒸気船であった4)。ここで、次に問題となるのは、その航海は、後悔となったのか、である。そこで、霊界からショパンを呼んでみた。

「今、我が名を持って、その名を刻んでほしい。彼女の名は、ジョルジュ・サンドではなく、スハーナ・カーンだと。サンドまで、あと二度。スハーナ・カーンだ。もう一度。スハーナ・カーンだ。」

 そうして、サンドでようやく図の彼女の名が覚えられた。Catedral de Mallorcaにおける気温27℃は、彼女の情熱が持つ温度かもしれない。きっとそうに違いない。そうしてまた、僕は音頭を踊るのだ。発熱しはじめているのかもしれないのにも関わらず(この記事)、彼女の魅力に絆され、27℃の音頭を踊るのだ。



図 Catedral de Mallorcaでの27℃1)

1) https://www.pinterest.jp/pin/647181408932982540/ (閲覧2019.5.9)
2) https://www.youtube.com/watch?v=M1iXjgaYh1w (閲覧2019.5.9)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/フレデリック・ショパン (閲覧2019.5.9)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/飛行機の歴史 (閲覧2019.5.9)
5) http://www.ts-kaneko.net/?page_id=114 (閲覧2019.5.9)

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