地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

広々とした天界であなたを待つ



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:広々とした天界であなたを待つ
報告者:ダレナン

 本記事は、この記事の続きです。

 油分でべたべたしている手で皿を洗うと、手がべたべたしているのか、それとも、皿がべたべたしているのかが分かりにくくなる。そこで、キュッキュットしてみるも、一度手についたべたべた感はなかなか落ちない。皿もキュッキュットしない感じが残る。さらに、皿を洗うために入れてある洗い桶の中も、わずかばかりの油分が流出していると、油分は容赦なく、手と皿につく。そこで、一度洗い桶を流し、きれいな水かお湯で満たした上で、再度、皿を洗い流す。その一連の過程で、油分とはなんとしつこいのだ、と感じる。やはり、油分の多い食事は控えよう、と思えども、油を完全になしとすると、料理のレパートリーが相当に減る。料理のレパートリーが減ると、やはり作る方でも味気ない。食べる方も味気ない。そうして、調理後の、あるいは、食事後の油分に対するべたべた感とは、永遠の勝負どころでもある。
 マルチクリーナーとして、カネヨ石鹸から、重曹ちゃんがあるが、2児の親さん曰く、「これと台所用洗剤を使って油汚れを落としました。台所掃除にもってこいでした。容器が少しずつ重曹を出せるようになっているのが高ポイントでした。」1)として一件のレビューがあった。重曹ちゃん、なかなかいいネーミングではないか。重曹に対する重たいイメージも、ちゃんがつくことで、軽くなる。その変化は、まさに、フェーズ転換でもあろう。
 この重曹ちゃんに対する見解を用いて、前述した油分に対するべたべた感は、永遠の勝負どころであっても、それもフェーズ転換すれば、べたべた感はなくなるのかもしれない。そこで、油分ちゃん、と名付けて、少しは軽くみる。
 過去の見方を味方につけ、それを塗り替えることでポップとして、新たな頭の中の発見にもつながる。油分ちゃんは、そこでも威力を発揮し、べたべた感を纏いながらも、ポップ感満載となる。その時に、初めて気づくのだ。モナリザは、ポップちゃんであったことに(図)。
 ここ一連の恋作において、何かしようとしていたのは、もしかしてフェーズ変換を用いたポップ感への期待なのかもしれない。そうして、大好きな彼女との約束を守りつつ(この記事)、天使ちゃん(この記事)もこういってくれるかもしれない。「アホ丸出しでいいじゃん」と。ネコのサマンサ(この記事)も、「これ、割とまともじゃん」と言った。
 こうして、Broad Expanse Of Heaven (広々とした天界)は、新たなフェーズ展開として、転回し、次へのOleg Byonicにもつながる。それは、Wait For You(あなたを待つ)であるに違いない。



図 ポップちゃん2)

1) https://www.amazon.co.jp/カネヨ石鹸-マルチクリーナー-重曹ちゃん本体-粉末500g-ボトルタイプ/dp/B01GC92FYQ/ (閲覧2019.5.18)
2) https://www.pinterest.jp/pin/776871004450112802/ (閲覧2019.5.18)

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