地底たる謎の研究室

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「無意識は一つの言語活動として構造化されている」で鼻毛を抜けば、ローカに通ず



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:「無意識は一つの言語活動として構造化されている」で鼻毛を抜けば、ローカに通ず
報告者:

 本記事は、この記事の続きです。

 いつも、いつも、それはAlwaysとして英語で表記できる。そうして、All Waysもあるのではないだろうかということも理解できる。そのAlwaysの語源は、「>すべての道ではないのですか? その通りです。 ナイス 0.」1)となる。確かに、ベストアンサーでありつつも、そこには0.として、ないっす。シェアがないっす、となる。やっぱりすべての道はローマに通ず。すなわち、真理は一つであることのたとえとして2)、ローマに何かある。真理がローマにある。ローマに心理がある。そうして、ローマ心理学を学んでみたい。
 その元で検索すると、ローマ大学心理学研究所において行われたローマ会議での報告が筆頭に立ち、その会議は、ジャック・ラカンによった3)。1953年9月26日と27日のことである。そうして、「無意識は一つの言語活動として構造化されている」というラカン思想を貫くテーゼが、そこには呈示されている3)。それでは読んでみよう。そのレビューを。として文献3)を紐解くと、なんとレビューがない。「まだカスタマーレビューはありません」とつけ放されてしまう。ただし、そのラカンの「無意識は一つの言語活動として構造化されている」を簡単に言えば、「言葉というもの、アタマの中でたえず意識化されているわけではない。大半はどこかに貯まってストックされている。そこでは言葉の多くが休んでいるか、死んでいる。そのうちのいくつかは夢で喚起されたり、精神病で暴発するものの、だいたいは無意識に近いところに貯められている。ということは、つまりは、ランガージュ(言語活動)そのものが無意識としての構造をもっているということをあらわしている。」4)となる。さすが、松岡セイゴウ氏である。ちゃんと、整合性がとれているそのエディティング力に、納得し、これで分かった気になる。そうして、難しい事象に出逢った時、いつも、長くなりつつある鼻毛が、気になり始める。抜くと恐ろしいほどの長さ。鼻毛も、年々と、身体活動として構造化されている。その成長は、無意識だ。無意識だ、に相違ない。そうして、抜いた鼻毛を意識すると、その長さに再び驚く。しかも末端から先端にかけてその鋭利な尖り方は、自分が鼻毛によって生かされていることにも意識し始める。そう、我は、鼻毛から人間となったのだ。その抜いた時の若干の痛み「いたっ!」でもって、無意識がようやく意識される。諸外国の方々でも「いたっ!」という言語活動は発しなくても、痛いのはたぶん同じである。そこには、未完成な部分を残すこと、あるいは負の部分をあえて提示することは、かえって全体の輪郭と内容を深く暗示することが多いことにもつながろうか4)。先(この記事)では未完成であり、ここでは鼻毛抜きという負の部分。そうして、「ローカに、彼女が、いたっ!」との通ずの明示が、意識できる(図)。



図 いたっ!4)





1) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12125433877 (閲覧2019.6.9)
2) https://www.weblio.jp/content/すべての道はローマに通ず (閲覧2019.6.9)
3) https://www.amazon.co.jp/精神分析における話と言語活動の機能と領野-―ローマ大学心理学研究所において行われたローマ会議での報告-1953年9月26日・27日-ジャック・ラカン/dp/4335150482 (閲覧2019.6.9)
4) https://1000ya.isis.ne.jp/0911.html (閲覧2019.6.9)
4) https://emptyangel.tumblr.com/post/10000440630/ (閲覧2019.6.9)

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