題名:下手な文章でも一段とアップ
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
いけてるでー、っと鼓舞したところで、それは麺の上のコブにしかならない。としたところで、眼を麺として、ラーメンをすする。そうだ、ラーメンがあったのだ。今はやりのラーメンは、意識高い系、それともなんだろうか。醤油か、味噌か、それとも塩か。はたまた豚骨化。でがらしをいくら煮たところで、でがらしは出なく、木枯らしが吹き荒れ、おーさぶ、となる。その文章は豚骨化。まさに、身なしの骨のみ。そうだ、その中には、骨髄がまだあるに違いない。そうして、骨を叩くと、コツんと音がする。いやはや、もはや骨の髄まで吸い取られたみたいだ。
「お嬢さま。中条あやみお嬢さま。今週のお嬢さまは、とてもお美しゅうございます(図)。うぬは、そんなお嬢さまの元で働けて、とても光栄にございます」
「そうね。ここはやっぱ光栄よね。公営でなくてよ(この物語)。どう、わたし、輝いているかしら。今のわたし、輝いている?」
「もちろんですとも、お嬢さま」
ピカピカと光るその様子は、下手な文章でも一段とアップさせてくれる。それが、それがお嬢さまからの後光。そうして、特に未だにコンセプトが定まらず、再び恋作しようとしてやっきになるも、文章のなめらかさに欠け、やっ、気になる、そう、気になるのだ。この、悠長な筆の運びが。違った。ブラインドタッチができない、このキーボードが。やっぱりキーボードのせいにしてはいけない。語変換は、誤変換として、自分から繰り出された、そのキーボーディング。以前にもこんなこと書いたような…スライディング。
図 中条あやみお嬢さま1)
「お嬢さま。この先の展開が、明確なコンセプトがないままに、これではいけないと感じつつ、お嬢さまの後光に今は頼らざるを得ないのです。どうすればよいのでしょうか」
「うーん。そうねー。難しい問題だわねー。どう、しばらくこのまま、わたしの後光にすがる…?」
「はい。お嬢さま。そうさせていただきます」
1) https://www.pinterest.jp/pin/835628905844074532/ (閲覧2019.11.19)
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