題名:それ、俺じゃねーがな
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
ほんのりと指摘すれば、どうでもいいことが、から首をもたげ、自らを叱咤する。だから、何だと。それに意味はあるのかと。ただ、問いたい。意味はあるのだと。そうして、気づくと、僕は、俺は、24か25歳の俺は、確かに異様なほどの眼力を発していた。ただ、記憶の空白を埋めるだけではなく、そこにはGaeele家の獣(この物語)かもしれないことも分かった。俺は、やはり、バンパイアの血筋? 意識していないのにも関わらず、失われた記憶を求めて、それが誰であろうとも、その当時、己の能力を鼓舞し、あがなえない魅力をもったPixtalia Yoko Merameに対しても、恍惚感(広告感)により血が沸いたのも(この物語)、自らの血筋が、まったくもって納得はいかずとも、それに支配され、やがて当たり前の結果。当時の俺には。
「ヨウヤク キガツイタカ。オメエハ バンパイヤ ノ マツエイ。ワガ Merameケト インネンノ タイリツカ ニアル バンパイア ノ シュゾク」
「ソウ ワレワレハ Gaeeleケノ シュクテキ デモアル Merameケナノダ」
始め、こいつら(グレイら)は、何をほざいているのか、さっぱり分からなかった。でも、今にして思えば。そうだ。叔母の時折の言葉、我がGaeele家の宿命と、Merame家は、敵対しているバンパイヤ種族だった、ことも思い出せようか。そう、叔母も、かつてからこう言っていたかもしれない。
「やがて来る、その血筋の違いには、十分、気をつけなさい。Eiigoちゃん」
図 変貌する1)
「Gaeeleケナル バンパイア。ソレガ オメエノ チスジダ」
次第に明らかになる、宇宙船(DFO)内のグレイらの存在。やがてグレイらも、我がGaeele家と敵対するMerame家として変貌し、その本性を現した(図)。彼らも、バンパイヤ。しかも、Merame家のバンパイヤ。
「キサマハ ワレラ Merameケノ ヒメサマヲ タブラカシタ(この物語)。ソウシテ ヒメサマハ イマダニ コンスイ ジョウタイ。ソノ ゲンインヲ サグルベク ワレワレノ チスジデモアル Dakota Johnson Merameチャンニ ソレヲ サグッテモラッタ。ダコタチャンノ ヨコニイルノハ オメエダロ オメエダロガー(この物語)」
(こいつら、しつけーな。俺じゃねーよ。それ、俺じゃねーがな)
1) https://www.pinterest.jp/pin/737745982693650654/ (閲覧2019.12.6)
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