題名:マッスル・ハッスルな栄養論
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
こまけーこと気にせず、かけばいいちゃ。それで、ええのんだよ。ええのか。ええよー。そうして、肉を食らってたんぱく質をえて、ええよーとなす。その含有量は、生ハム(24.0g)、鶏ささみ(23.0g)、ローストビーフ(21.7g)、牛もも肉(21.2g)、豚ロース(19.3g)、鶏砂肝(18.3g)、ロースハム(16.5g)、ウインナー(13.2g)となる1)。まさに、マッスル・ハッスルな栄養論。そこで、ここで書き散らしながら、キングの言葉を引用する2)。キーング氏曰く、
「私の考えでは、短編であれ長編であれ、小説は三つの要素から成り立っている」、それが、
①ストーリーをA地点からB地点へ運び、最終的にはZ地点まで持っていく叙述
②読者にリアリティを感じさせる描写
③登場人物に生命を吹きこむ会話
である。いやーさっすが。ええこというてはる。めっちゃええこというてはる。それに当てはめると、やっぱ、そうやなー、おもろいストーリーは、この三つ、あてはまっとるで。やっぱ。そこで、急に思い出す。そう、「トワイライト 下」のくだりにこう書いてあったのだ。
(ぼくにとって、きみはある意味、悪魔のような存在だった。ぼくだけに用意された地獄から、ぼくの身を滅ぼすために呼びだされた悪魔。きみの肌の発散する香りときたら…)3)
「カツオくん。聞いてたかね…。今日の遅刻ばかりでなく、ぼーっとして。なんや、昨日、すげー美人の外人さんと、病院でデートしてたからかぁ…。ほんに、このご時世で、浮かれてたらこまるで。しっかりしーや。いつまでもそげんこつやったら、おまえの父ちゃん、海ン中で泣いとるわ、わっはっは」
「はっ、すんません。急に、鼻んなかに、磯の香りがしましたんで、ぼーっとしてしまいました」
「なんや、カツオくんの今度のデートの相手、磯野かおりという人なんやろ。うちの嫁はん(病院のナース)から、聞いとるで。昨日、病院でカツオくん見かけた、それもえろー美人な人と、いっしょ…とな。磯の香りと磯野かおり。うまいこというなー」
(伯父に、ば、ばれてる…)(図)
図 ば、ばれてる…4)
1) https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=85&category=muscle (閲覧2020.1.24)
2) スティーブン・キング: 書くことについて. 小学館. 2013.
3) ステファニー・メイヤー: トワイライト 下. ヴィレッジブックス. 2008.
4) https://www.pinterest.jp/pin/796081671608062314/ (閲覧2020.1.24)
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