題名:ハートマークを感じるけど…
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
ケーキを食べながら、二人はしじみについて話し合っていた。
晴美:「そういえば、琉花とカツオくんが出雲大社に旅行に行った時、宍道湖にも寄った?」
「いや、行ってないけど…」
晴美:「いま調査していることの一つで、ここの東郷湖と宍道湖のしじみの違いを知りたいんだけど、カツオくん、それについて詳しい?」
「いいや…」
晴美:「そっか…。じゃ、やっぱり宍道湖に直接行かないと分かんないね。カツオくん、悪いけど、今度、宍道湖まで、わたしをつれてってくれるかな♡」
琉花の方を見た。少しばかり心配そうにしていたが、調査ならしょうがない。そんな風にも見えた(図)。
図 琉花1)
その後、日程等を確認して、晴美さんは、「ごちそうさま。これ代金。それじゃ、今度、よろしくね。カツオくん。きっといい調査ができると思う。じゃーねー♡」。そういって店を出た。
琉花:「昨日、晴美となんかあったの? なんだか晴美からカツオくんに向けて、ハートマークを感じるけど…」
「いや、なにもない」
琉花:「ふ~ん。本当に、信じていいの?」
「信じていい。琉花だけだよ」
琉花:「わたしもその日にいっしょに宍道湖に調査に行きたかったけど、あいにく別の調査が入ってた。ちょっと残念」
1) https://www.pinterest.jp/pin/550213279461340073/ (閲覧2020.2.3)
From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。