題名:だから、かをそむけーる
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
すいみんかぷせるにはいって、いくぶんじかんがすぎていたはずなのが、ここにきて、つくづくおっちゃんせいのしねん、かれいしゅうがはなについたためなのか、すいみんかぷせるのなかで、ゆめをみつづけた。それも、これも、ぜんぶおっちゃんせいのしわざだ。
なぜだろうか。
ふとめざめてみると、かぷせるのだっしゅうこうかのげーじがかぎりなくぜろになっていた。「そろそろだっしゅうこうかがうすれてきています。だっしゅうゆにっとをこうかんしてください」。めっせーじもでてる。すいみんかぷせるは、ふね(うちゅうせん)のなかではほとんどかえるひつようがないはずだ。ふねのだっしゅう、けん、くうちょうが、つねにたもたれていたからだ。でも、ここおっちゃんせいのかれいしゅうは、そのだっしゅうこうかのゆにっとのじゅみょうをも、はやめるこうかがあるらしかった。でもしかーし、となりのせんちょうのすいみんかぷせるからはけいこくがでてはいない。もしかすると、せんちょうのすいみんかぷせるよりも、ぼくちゃんのすいみんかぷせるは、じゃっかんせいのーがひくいのかもしれない。ふつうにかんがえれば、だしゅうこうかを、すいみんちゅうに、こうかんすることなどできへん。でけへんのや。でも、かえなきゃあかん、そのゆにっとをー。
どうや、おっちゃん、わいは、でけへんのや。もはや、あたまのなかがこうちょくしとるでー。あたまのゆにっともこうかんでけてへんでー。それがかれい、かれいしゅうのなすわざやんか。
ようこそ、おっちゃんわーるどへ。ついに、ぼくちゃんもおっちゃんのなかまいりか? どーなんや。はらへったら、くう。くそして、ねる。それだけや。やることは。それだけや。ええで~。くてねてくてねて、それのくりかえしや、らくちんやでー。すとれすないでー。それが、りそーなんやろ。ぼくちゃんよ。
いや、ちがいます。そんなのにあこがれていません。ぼくちゃんは、がんばって、がんばって、そうしてかがやくのです。あおのほしのすたーのように。
なにいっとるねん。あおのほしやて、どのほしや。それって。もはや、いまのじてんで、ちょっとだけにおうてるで。あおにさいのかれいしゅうが。てーあげたとき、わきからきとるでー、なんかが。だから、かをそむけーる (ず)。
そんなこと、ないです。いつもでおどらんとで、しゅっしゅしてます。みだしなみも、はなげも、けあーしています。おっちゃんのように、のびほーだいではありません。
そうか。まだまだ、ぼくちゃんは、ぼくちゃんなんやな。でもな、いずれわかるでー。おっちゃんになることを。はなげぼーぼ-やで。ぬきほーだいや。ぬきほーだいやでーーー。
そうして、きょうはまた、ぶんだんされたおおくのゆめをみさせられた。おっちゃんせいのしねんに、そのかれいしゅうでもって…。
ず かをそむけーる1)
1) https://www.pinterest.jp/pin/574701602441251393/ (閲覧2020.5.28)
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