題名:ゆうらんをおたのしみください
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
みす・Sのほしのうみから、ふじょうしようとしたふねは、そこでたちどまり、「花、香る歌」をみた。あいちゃん(ふねのえーあい、じんこ-ちのー)がおすすめする「花、香る歌」。ひとスジのなみだが、そこでぽろりとこぼれ、えーええんぎやったで、スジちゃん。えーええんぎやったで。とおもう。でも、ものたりない。たぶん、きゃくほんと、えーぞーのはこびかたがいまいちだったのかもしれん。ちょっとだれとるかんじがした。そこでひさしぶりにみた。のーこーなあおっぽい、りゅうじょうをのこしたかつてのさくひん。そのなも「あいのあらし」だ。けっきょく、あいやで、すとーりーにだいじなのは、あい、じんこーちのー。そうして、あいちゃんにきいてみた。
「このまましばらくだっしゅつしないで、みす・Sのほしのうみで、ただよっているのもえーかも。そんでもえーか、あいちゃん」
「りょうかいしました」
ふねはだっしゅつすることをやめた。いつでも、こころのわーぷをすればいい。そうすれば、どのうちゅうくうかんでもただよえる。さいわいなことに、ぴきっというおとがしなくなった。あいちゃんにたずねると、
「「花、香る歌」はいかがでしたか。それをおしらせするためのひとスジのなみだ、ぴきっだったのです。なにか、ひかりがみえましたでしょうか?」
「みえた。みえた。みえたでー」
「それでは、このさきも、ふねでのゆうらんをおたのしみください」(ず)
「らじゃー」
ず ゆうらんちゅう1)
ゆうらんする「ざ・ないと・ぽーたー」なるよるがふけていった。きがつくと、いつのとおりとろうにまよい、ひかりよりもやみで「ろすと・はいうぇい」してしまう。「ろすと・はいうぇい」してしまう。こうそくでとばしながら、こうそくにとばしながら、こうそくにしばられて、そうして、きっと、
ぼくちゃんはさくらんしている。
さくらんしたぼくちゃんのあい
ぼくちゃんはどんどんさくらんしている。
(このせかいから、もはや) のーりたん、のーりたん。
1) https://www.youtube.com/watch?v=9M5cTkWdMOQ (閲覧2020.6.13)
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