題名:アルケツ・オブ・ザ・デッド
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
どんなにビターチョコレートの時間であっても、そこに完全なる100%はねーな。そう思えた。この世には、100%の時間はなく、少しでも空間が重力から外れることによって、微少にもそれは変わる。すなわち、時間は、重力によって支配されている。だからこそ、ビターなその時間は、いくらビターといっても、完全なる100%はなく、そのビターは、時間とともにビターさが融和される。
「融和? なんやそれ、とんでもねーことゆーわ、おめえはよー」
「いやはや、おめえはもはや死んでおーる。いわばチョコ・オブ・ザ・デッド。だから、死人のおめえが食べるチョコレートなおめえは、チョコ・オブ・ザ・デッドになるのだ」
「チョコ・オブ・ザ・デッド? っていうか、誰やねん、お前は」
「誰やと思う? おめえ、分かるなら当ててみ? 当ててみろよ?」
「もしかして、お前は…、神様やな。もしかすると…」
「いや、ええとこついとる。が、若干ちゃうな」
「若干…。じゃあ、誰やねん。お前はよー。おっ、もしかして…」
「分かった。悪魔やな。サタンやな」
「おー、ええとこついとる。が、こっちも若干ちゃうな」
「じゃ、誰やねん。お前は…」
「”サ”を”ハ”に変えてみ」
「ハタン…」
「そうや、すでにおめえのストーリーが、ここでハタンしとるで~」
そうして、心の声が去った。去った、去ったんで、サタンした。いや破綻した。もう頭の中には何も浮かばなかった。
こういう時は、~・オブ・ザ・デッドを見ればいい。そう確信した。そこで調べた。
こんなにある「オブ・ザ・デッド」1)によれば、それなりに知っている映画がある。~・オブ・ザ・デッドは、邦題のし放題によるまやかしか、あるいは、ものほんに違いないことも知っている。もちろん、ものほんは一通り見ている。だから、あえてここではその内容を伝えない。伝えたからと言って、~・オブ・ザ・デッドが気になる人は、表題でほとんどそれをすでに見ている人たちだからだ。だからからだ、すっからかんだ。
そこで、チョコ・オブ・ザ・デッドな僕は、あえてチョコレートをすっからかんの海に放り込んでみた。海に放り込めば、ちょこから生みが生じるはじゅだ。ちょこからなぁー。
ちょうだ。シー・オブ・ザ・デッド。今宵はこれにきめちゃんやで~。生み生みで、産れたてやで~。
映画2)のオブ・ザ・デッドを調べると、あるやん、結構。アルヤンケッコウ。略してアルケツ・オブ・ザ・デッドがあるやん。「いや、アルケツは、ないやん…」。いや、ここの文章のケツにそれを書いてアルんやで~。
1) https://www.tetsugakuman.com/entry/ofthedead (閲覧2021.1.4)
2) https://eiga.com/search/オブ・ザ・デッド/ (閲覧2021.1.4)
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