地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

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うつろいやすい「愛」の概念の再考

題名:うつろいやすい「愛」の概念の再考 報告者:ナンカイン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、「愛」はヒト社会での共通の概念であっても、目に見えず、形がないために、うつろいやすい、と述べた。しかしながら、これが「愛」の最大の利点でもあるとした。これについて、本記事で改めて検討したい。 小野小町による恋歌に以下のようなものがある。 色見えてうつろふ物は世中の人の心の花にそ有ける この歌に関して、色見えての「て」を「で」と読むことで解釈は異なるものの1)、「色見えて」…