地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

カーボデペニャスあるいは の検索結果:

僕を理解している。

…、二人同時につまみ、カーボデペニャスあるいはに手を伸ばしたことを思い出した。スプーンが触れ合った。ハイネケンを飲む際もカーボデペニャスを食べる際も息がぴったり。こんな一致することは普通ないだろ、それっておとぎ話の中だけの偶然で、現実的ではない。そう信じていたが、実際に僕とクミちゃんとの間のなぜかしら一致感が現実となると、不思議な思いがした。こんなことってあるんだ…、って。 彼女と話しをすると、映画も音楽も趣味が僕ととてもよく似ていた。食事会の回数も増えるたびに、次第に頼むメニ…

カーボデペニャスあるいは

題名:カーボデペニャスあるいは報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 僕が消えてこの世から去ろうとしたその日が、僕にとってクミちゃんとの初めてデートの夜だった。僕には妻もいる。だから、これをデートといっていいのか…。後で、そう自問自答した。そう思いながらも、その時の僕の心は浮ついていた。 でも、あの時、例えクミちゃんから「はい」と返事がもらえなかったとしても、「OK」が出なかったとしても、僕の還るところはここだと信じていた。そんな僕を見て他の人からは、受付のアイドル…