地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

現実の車窓から眺めた生きる屍的な詩点

題名:現実の車窓から眺めた生きる屍的な詩点報告者:ダレナン 揺れる列車は線路が続く限り走り続ける。時おり、通り過ぎる駅は見えつつも、その列車は駅に停車することなく、走り続ける。気がつくと、思えば遠くに来たもんだ、となる。遥かな旅路を夢見てい…

個々の間で相互交換される興奮シグナル -愛の匂いを探って-

題名:個々の間で相互交換される興奮シグナル -愛の匂いを探って- 報告者:ダレナン 興奮する。その話題は、個々の間で相互交換されるのであろうか。そうしてシグナルが灯り始める。その様子はまるで信号機のようで、青、黄、赤へと変化する。やがて、夜11時…

ホモ・エロティクスなる進化への示唆

題名:ホモ・エロティクスなる進化への示唆報告者:ナンカイン 人類はいくつかの段階を経て、ヒトから人(ホモ・サピエンス)へと至った。例えば、人類の太古の祖先、チンパンジー、ゴリラ、あるいは、オラウータンなどに分岐する前に、ヒトと共通の祖先がいた…

人アップデートにおける全自動化を進めるための創造の想像

題名:人アップデートにおける全自動化を進めるための創造の想像報告者:ナンカイン 気がつくと、スマートフォン(スマホ)ではアップデートが盛んになされている。場合によっては、毎日アップデートしていることもしばしばである。それ自体は、スマホ単体で問…

愛の盤面におけるすごろく的な原理として

題名:愛の盤面におけるすごろく的な原理として 報告者:ダレナン スタート、サイをふる。世の中には様々な職業があり、様々な役割がある。そして、様々な人間模様がある。しかしながら、結局のところ、科学的見地云々は抜きにして、その様々な要因の中、根…

迷宮のラビリンス、あるいは二重扉の仕掛け

題名:迷宮のラビリンス、あるいは二重扉の仕掛け 報告者:ダレナン けだるい暑さの中、目の前に立っていた黒いドレスを羽織った彼女は、僕を見つけるなり、こちらに向かってきた。そうして僕にこう言った。 「わたしの事、覚えていますでしょうか。」 よく…

「チキンラーメン夫人の恋人」を読み終えて

題名:「チキンラーメン夫人の恋人」を読み終えて 報告者:ダレナン チとチで争うチキンラーメン夫人は、最後にこう言い放った。 「わたくしはどうしてチャタレイではないの。なぜ、チキンラーメンなのよ~。」 完 なかなか読み応えのある本であった。そして…

舌を突き出すノスタルジア

題名:舌を突き出すノスタルジア 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 そう、何もかもが現実で、何もかもが幻想なのかもしれない。 舌を突き出して、そうして請いたい(図1)。 「いつの日か。そうしていつの日か。」 図1 舌を突き出す1) いささ…

生物学的過程としての神秘体験の一事例

題名:生物学的過程としての神秘体験の一事例報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、最後にやや見慣れない用語であろう神秘的合一(unio mystica)と記述されていた。ここでは、これについて、より詳細に調べる必要性が生じたのかも…

餃子の数をカウントする

題名:餃子の数をカウントする報告者:ちょろりん 本記事は、この記事の続きです。 近頃、なかなか難しい問題、ちょー難問に出くわすことが多い。この記事ではチョッピーノというちょー難問に結び付いた。ここでは、餃子に関する問題が再び、提出された。そ…