地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

常に決してない、曲に関する報告書

題名:常に決してない、曲に関する報告書 報告者:ゴンベ 誰か一人でも注目を集めればよい方かもしれない。少なくともGoogleにて検索しても日本内ではまったく引っかからなったカナダのアーチストAlways Never1)(日本語では「常に決してない」と訳せる)につ…

自我の崩壊と再生 -Loving the Alienから思想-

題名:自我の崩壊と再生 -Loving the Alienから思想- 報告者:ゴンベ 年とともに減る、あるいは、ヘル(Hell)な人生は、いたたまれない。年数に応じて何かを得るも、何かを失うのも、長きあるいは短き人生において如何なる人にとっても常である。そのため、浮…

ワンキスッアッゾラテェィク フォオオリィンラバァミィー パァッソォビリティー...のキス的な魅了

題名:ワンキスッアッゾラテェィク フォオオリィンラバァミィー パァッソォビリティー...のキス的な魅了報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にてアーチストのMadonnaさんの1985年の名曲、「Crazy For You」によって、ヒトのキスは、相手…

永遠性を望まない、一瞬の愛の永続性

題名:永遠性を望まない、一瞬の愛の永続性 報告者:ゴンベ 愛は永遠であると思いたい。しかしながら、愛は永遠でないことを誰もが知っている。そこに、大いなる矛盾が生じる。そして、いつ何時も、ヒトは、愛=永遠を求める存在となる(この記事も参照) 常と…

ヒトにおける部分的身体部位、口唇接触に伴うCrazy for You

題名:ヒトにおける部分的身体部位、口唇接触に伴うCrazy for You報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 やや恥ずかしさがあるのは、自分が未熟だからであろうか、それとも、文化的な背景があるからであろうか。先の記事にて魚のキスから、ヒトのキ…

水の恐れにも似た響き

題名:水の恐れにも似た響き 報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 ヒトの体の多くは水分で構成されている。文献1)によれば、成人男性で体重の60%、成人女性で55%は体液と呼ばれる水分で構成されている。新生児に至ってはその80%が体液(水分)であ…

持続的ベースラインが音楽の主観的な心象に与える影響

題名:持続的ベースラインが音楽の主観的な心象に与える影響 報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて音楽における重低音について考え、特にベースの持つ効果について検討した。ここでは、ベースラインの中でも持続性に特徴のある音楽を…

音楽における重低音、特にベースの効果

題名:音楽における重低音、特にベースの効果報告者:ゴンベ 音楽は、空気中の振動が音波となって伝わり、それが外耳・中耳・内耳を介し、内耳にある聴覚受容器である蝸牛によって音波が知覚される。その蝸牛の内部には、弾力のある基底膜と呼ばれる板状の組…

「芸術における多様性の発生と組織」を起点とするBrian Eno氏の思想

題名:「芸術における多様性の発生と組織」を起点とするBrian Eno氏の思想報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、Brian Eno氏の曲「By This River」について内省し、その曲は川辺のほとりでの禅問答のような雰囲気をかもしだしている…

二人の間の秋は飽きに似て深し

題名:二人の間の秋は飽きに似て深し報告者:ゴンベ 春夏秋冬(はるなつあきふゆ)と、春夏秋冬(しゅんかしゅんとう)が巡る中で、秋は最も考え深い季節でもある。落ち葉が舞い散るとともに、何かに追われて落ちてゆく様は、秋に最もふさわしい風情であろうか。…

水辺における内省 -Brian Eno氏からの思索-

題名:水辺における内省 -Brian Eno氏からの思索-報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 ここの記事では、Haux (Woodson Black氏)の曲「Seaside」にて、この記事では、David Sylvian氏の曲「Wave」にて、水辺における内省を試みた。ここでは、以前…

水辺における内省 –David Sylvian氏からの思索-

題名:水辺における内省 –David Sylvian氏からの思索-報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて水と心の関係性をアーチストHaux (Woodson Black氏)4)のEPアルバム「All We've Known」の中の一曲「Seaside」から思索した。そして水辺にお…

水辺における内省 -Woodson Black氏からの思索-

題名:水辺における内省 -Woodson Black氏からの思索-報告者:ゴンベ そこに澱みがあれば、水は澱む。そこに流れがあれば、水は流れる。そうして、水辺における水の変化は、その周りの環境に応じて様々に変化する。しかしながら、一度得られた変化は、その水…

ダバダバダ三兄弟への夢想

題名:ダバダバダ三兄弟への夢想 報告者:ゴンベ 世の中には多くの名曲と呼ばれる曲がある(この記事も参照)。その特徴は、推定するに老若男女問わずに、広く受け入れられる曲であろう。そして、そこには、頭に残り易い(それを、理解しやすいと言い換えること…

年齢に伴う音楽の捉え方

題名:年齢に伴う音楽の捉え方 報告者:ゴンベ 絵画やイラストや写真などの様々なアートがある中で、音楽は個人的な影響をもたらしやすい。特に、その音楽への印象や好みは、個人の内的な感情によってもたらされることが多く、その影響は大きい。しかしなが…

人工知能ロボットEVEの繁殖

題名:人工知能ロボットEVEの繁殖 報告者:ゴンベ 昨今の人工知能の進化には目を見張るものがあるが、その人工知能の技術はやがてヒト型ロボットにも十分に応用され、ヒトの生活に密着したロボット以上の存在が現れるであろうことは今もって容易に予想される…

アインシュテルツェンデ・ノイバウテンの音楽性を問う

題名:アインシュテルツェンデ・ノイバウテンの音楽性を問う報告者:ゴンベ アインシュテルツェンデ・ノイバウテンというと何やらすごい名前であるが、表題にもあるようにその音楽性を問うことから、音楽アーチストの名前であることは、うすうす理解できるか…

MVの変遷 -ThrillerとRed Lips (feat. Sam Bruno) [Skrillex Remix]を例に-

題名:MVの変遷 -ThrillerとRed Lips (feat. Sam Bruno) [Skrillex Remix]を例に- 報告者:ゴンベ 今や音楽にはビデオが欠かせない。それがMV(ミュージックビデオ)への発展に至る。古くは、もともと音楽をプロモーションする映像としてのMVでしかなかったが…

強度にえぐられる精神的な呵責

題名:強度にえぐられる精神的な呵責 報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 ある時に、強烈に精神に影響を及ぼす何かを見た時に、それは一生の記憶となる。よい場合もわるい場合も両方の面で残るも、その多くは、精神的な呵責に基づく内容が伴い、…

Neroliが持つ音楽的な素養

題名:Neroliが持つ音楽的な素養 報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 以前のこの記事にてダイダイ(ビターオレンジ)の花から精油されるNeroliに関する歴史を概観されたとともに、この記事にて現代のフレグランスとしてのNeroliの魅力について報告…

「思春期に少年から大人に変わる~」の背景

題名:「思春期に少年から大人に変わる~」の背景報告者:ゴンベ 表題ですでにピンとくる方も多いと思われるが、「思春期に少年から大人に変わる~」はシンガーの徳永英明氏の代表曲の名フレーズでもある。氏のややハスキーで、ハイトーンな歌声と絶妙にマッ…

あなたの愛の深さはどのくらい? -愛のものさしを曲から調べる-

題名:あなたの愛の深さはどのくらい? -愛のものさしを曲から調べる-報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先のこの記事にて、ドイツの哲学者であるマックス・シェーラーが述べる愛について、それを研究した小泉仰博士の研究に基づいて触れられて…

愛にまつわる2、3の事象

題名:愛にまつわる2、3の事象報告者:ゴンベ 愛は人が持ちえた最たる意識の一つであろう。ヒト以外の動物においてこの、愛、という概念がどのように意識化されているかは不明ではある。しかしながら、愛があるからこそヒトは人へとなりえたことは疑う余地は…

死にたくはない。でも、消えたくなる意識。

題名:死にたくはない。でも、消えたくなる意識。報告者:ゴンベ 人の命は人生の様々な場面で揺り動く。特に、その場面が当事者にとって苛酷な、心理的に100%占める割合の辛辣なものであれば、それから受ける影響は、その人のその後の人生の岐路に多大な選択…

人にとってLove is はAllなのか?

題名:人にとってLove is はAllなのか? 報告者:ゴンベ 人と人の関係でも最も重要な概念はやはりLoveに他ならない。それは、男女間だけでなく、性別を超えた存在の人にも当てはまるであろう。男性が女性を、あるいは、女性が男性を好きになることは当たり前…

愛から情への移り変わりは波の如く

題名:愛から情への移り変わりは波の如く 報告者:ゴンベ 人の精神のはかなく、それでいて、移ろいやすい。それだけ、人の精神の脆弱性を示しているとともに、どのような人であれ、人という存在は完全なる存在ではないことをも示唆しているのかもしれない。…

Lovelessに対するLoveな感情

題名:Lovelessに対するLoveな感情 報告者:ゴンベ 人は時に恥ずかしさゆえに相反する行動をとることがある。特に、異性や同性に対して愛的な感情が芽生えた場合、その人に対して意図せずつけはなすこともしばしば観察される。それがやがて心理的に浸透し始…

自分を信じる力が眼に力を宿す -眼力の研究-

題名:自分を信じる力が眼に力を宿す -眼力の研究-報告者:ゴンベ 自信とはその書いてある字の如く、自分を信じる、となる。自分を信じるからこそ、自信が生まれる。その自分を信じる力は、日々のたゆまぬ努力と目標に向かう姿勢により培われることは間違い…

人生における臨界転移を超えた先に知る世界 -音楽界からの考察-

題名:人生における臨界転移を超えた先に知る世界 -音楽界からの考察- 報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先のこの記事にて、人の人生における通過儀礼の意味について報告されていた。さらに、この記事にて、人生における通過儀礼の一例として…

人を操る謎の球体による洗脳的な感覚

題名:人を操る謎の球体による洗脳的な感覚報告者:ゴンベ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事では鎖につながれた象の心理について検討していた。そこでは、鎖という心の洗脳によって象が操られている状態を考察している。ここでは象から人へと少し視…