題名:ドーナツの穴は、本当に穴なのか? 報告者:ナンカイン 穴は空間と空間を隔てるものを繋ぐ存在である。例えば、壁の穴を考えてみる。壁の穴はAという空間とBという空間を繋ぐ間に生じ、仮に壁に穴を開けてしまった人であれば、その存在を十分に認識できる。内側と外側とを繋いでしまい、「やってしまった」と反省せざるを得ない。しかしながら、ドーナツの穴の不思議さは、その穴の内側のエッジと穴の外側とのエッジが滑らかなことに原因がある。エッジがないため、くるりと一回転すると元の場所に戻る。引…
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