題名:ソーカモシレナーイ報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 店の中でコーヒーを飲んでいると、その丁寧なまでの香りに缶コーヒーとは明らかに違うものがあった。たぶん、その香りの中には、琉花と過ごす時間もエッセンスとして含まれているからでもあろう。幸せなひとときであった。その時、何気なく琉花はバックから一枚の写真を取り出した(図)。「カツオくん。この前の旅行の時に撮った写真だよ。ほらっ、男前にとれてるでしょ。へへっ」 そう言えば、琉花はスマホよりもカメラで写真を撮るこ…
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