題名:厳格なる幻覚、その映像化報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 頂上に辿りつき、愛の頂きに到達したと感じた時(図)、僕は震えが止まらなかった。確かに、そこは寒かった。その影響も皆無ではないだろう。でも、それとは異なるこころの震えが収まらなかった。 ポケットから取り出した貝殻にもう一度、キスをした。そして、その太陽に輝く黒いダイヤを見つめなおした(この物語)。その時、その化石の貝殻から、琉花と晴美さんの姿が浮かんだ。最初は、それが幻視かと思えた。目を疑った。しか…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。