地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

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題名:既読…、報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 新幹線には何のトラブルもなく、僕を東京駅から高崎駅まで運んでくれた。でも、トラブルがあったのは僕自身だった。何もかも失われ、そこにあるイメージもなくなり、僕はただボー然としてプラットフォームで時間を過ごしていた。仕事でのフラッシュバックも、またもや、頭の中で反芻された。 なんども「うるせーわ。おめえはよ。きさま、しね。しね。しんじまえ。しね」と頭の中で過った。その声に呼応するかの如く、コピー機が何度も何度も同じも…