題名:音楽における重低音、特にベースの効果報告者:ゴンベ 音楽は、空気中の振動が音波となって伝わり、それが外耳・中耳・内耳を介し、内耳にある聴覚受容器である蝸牛によって音波が知覚される。その蝸牛の内部には、弾力のある基底膜と呼ばれる板状の組織があり、その基底膜上には音のセンサーであるコルチ器官が備わっている1)。さらに、蝸牛の内径は根元で太く、先端に行くほど細くなることから、基底膜を振動させる音波による進行波は、低周波音であれば、蝸牛の先端まで進んで最大振幅を取るのに対して、…
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