地底たる謎の研究室

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運命のサイコロの面の数


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題名:運命のサイコロの面の数
報告者:ダレナン

 人の人生には二つの命がある。運命と宿命である。宿命は持って生まれた命であり、生まれた時点で定められている命である。現代ではあまりなくなったが、所謂家柄などは生まれたときに既に決まっており、それは選ぶことができない。これが宿命となる。生まれる前に自分を運んでくれるコウノトリに対して、「ぜひ、私をいい家柄に運んでほしい」と頼み込めたとしても、そのコウノトリとて自由さはない。そのコウノトリはただの手下であるからである。手下コウノトリは、親分コウノトリの命令に従うだけである。その親分コウノトリも、実はその上のマスターに支配されているはずである。これを俯瞰して見ると、そのマスターはただのゲームプレーヤーかもしれないが(この記事も参照)、ゲームプレーヤーは、高みから「ひっひっひ、こいつはここに...」と企んでいるだけである。ゲームプレーヤーのなすことに、従う。それが宿命である。しかしながら、運命はゲームプレーヤーに依存しない。そこからのゲームプレーヤーは自分だからである。如何様にも運命のコマは動かせる。
 運命のコマは如何様にも動かせるが、運命のサイコロは確率となる。一般的なサイコロであれば、6面ある正立方体であるから、ある面が出る確率は1/6である(図)。

sai_koro_d_03

図 サイコロ1)

しかしながら、運命のサイコロは少なくとも6面ではない多面体であろう。多面体に書かれている数字も1~6のプラスだけではないはずである。中にはマイナスもあり、下手に転がすと、ゴール直前のコマが、スタートに戻されてしまうこともありうる。巨大なる人生ゲームの始まりである。
 それでは、運命のサイコロの面の数は何面あるのか。
 少なくとも多面体である運命のサイコロは、その人の生き方によって何面も現れるに違いない。もちろん、人生には難面も多い。何面にある難面を克服するには、多面体をより多面化して、それ以上に多面化して、最終的には面が面とならない、すなわち運命のサイコロを球にしてしまえばよいかもしれない。
 ころころと転がる球は、急には止まれない。そのため、運命のサイコロが球となれば、人生をころころと転がり続ける。ただし、欠点として、球のサイコロでは面で止まることがないため、数字も分からず、コマも動かせない。
 これには、コマッた。その時、運命的にもコマッた。やはり球よりも面がある方が運命的には分かりやすい。

1) http://putito.sakura.ne.jp/4animal_sai_koro.html (閲覧2016.1.20)

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