地底たる謎の研究室

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女性のポートレイト写真における美しさの比率


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題名:女性のポートレイト写真における美しさの比率
報告者:アダム&ナッシュ

 ポートレイト撮影では、画像データやフィルムなどに人物の存在感を映しだす必要があり、最終的な出力はディスプレイ上であっても、印画紙であっても、その人物の人となりが表現されていなければならない。そのため、人物の反応に応じてカメラを自在に操る高度な技術が必要とされる。あるいは、スタジオなど光を調節できる場所であれば、人物の撮影のみに集中すればよいが、屋外などにおいては様々な環境下での撮影となるため、自然条件をも把握する技術が必要とされる。それ以上に、被写体が女性で、撮影者が男性の場合は、その出来・不出来で、被写体の感情を高揚させることができたのか、あるいは、落胆させてしまったのかが、撮影者から見ても理解しやすい。それは男性よりも女性の方が美に対する意識が高いためでもある。そこで、女性のポートレイト撮影をする場合には、どのようにすれば美しいポートレイトとなるのかを知っておくことが、特に男性の撮影者は重要な要素である。ここで、優れたポートレイトの一例を図に示す。撮影者はプロの男性でJonathan Kos-Read氏である。被写体は図のように美しい女性である。氏のホームページを伺うと、中国で活躍する外国人のカメラマンのようであるが、その他の写真から判断すると、別にポートレイトの専門家ではないようである。しかしながら、このポートレイトは、たぶんに屋外で撮影されたものであると推測できるが、その状況にも関わらず、この写真の完成度は非常に高い。

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図 Jonathan Kos-Read氏の女性ポートレイト写真1)

 ここで、この写真の優れたと黄金比率点を検討するため、黄金比率を利用した。下図がそれであるが、図のように左目に黄金分割での交点が交わり、反射している左下の顔の中心は黄金三角の線上に位置する。さらに、右の顔から左下の反射している顔は黄金スパイラルでうまく導かれる。

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 この撮影は氏が意図したのか、あるいは、偶然かは分からないものの、氏の写真の卓越なる技術が、このポートレイト一枚からでも分かる。また、この写真の優れた点はこれだけではない。右側の体から顔を含めた垂直線での面積とそれ以外の空間の面積の比が、ほぼ黄金比率に等しくなる。今回、ネット上の様々な女性のポートレイトを検討したが、その中でも、この一枚は先の黄金比率とも関連して、特に印象深い。

1) https://www.flickr.com/photos/jonathankosread/11004178994/in/album-72157638823064836/ (閲覧2015.12.28)

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