地底たる謎の研究室

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美しさのアトラスからみた美しさ


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題名:美しさのアトラスからみた美しさ
報告者:アダム&ナッシュ

 美しさの基準は国によって微妙に異なる。さらに、それぞれの人の価値基準も異なるために、一概に美しいという判定はしにくい。しかしながら、国が異なっても、人種が異なっても、美しいという概念基準は、普遍的に人類に備わった一つの基準に違いない。ルーマニアの写真家のMihaela Norocさんは、その概念基準を追求すべく、あらゆる国をまわって女性のポートレイトを撮影している。そのサイトは”The Atlas of Beauty” (美しさのアトラス(図解書))で一部まとめられている1)。そして、そこを閲覧すると、明らかに掲載されているポートレイトは、どれも自然体のものばかりである。たぶん、撮影時に写される方への影響として、Mihaela Norocさんからの人柄も影響として大きいのであろう。Mihaela Norocさんに関して調べると、父が画家で、子供時代から様々な色に囲まれていたようである2)。そして、27歳の時に普通の人生をやめ、すべての努力と節約を旅行や写真に費やすことに決め2)、その結実として”The Atlas of Beauty”がある。HPのアーカイブから、2015年からのHPでの発信となっているが、最初はMihaela Norocさんの個人的なプロジェクトであったものの、やがて写真集3)を発行するまでに大きな活動となった。HPからは訪問した国としては、南米方面としてキューバやコロンビアなど、アジアとしてモンゴル、中国、ネパールなど、その他にもインドやトルコ、ブルガリア、ロシアなど様々な国で撮影されていることが分かる。しかも、写されている方の年齢も様々である。しかしながら、画像からもたらされる様相は、バラバラではなく、一定している。そこに、Mihaela Norocさんの美しさへの概念基準の素晴らしいセンスも感じられる。
 一方、Mihaela NorocさんのHPのシステムは、Tumblrと呼ばれるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の一種である。先頃、このTumblrの新たなコミュニティ・ガイドラインを発表され、Tumblrは急遽ポリシーを洗い直し、アダルトコンテンツに対して規制がかかった4)。筆者らもかつてこのシステムを使ったことがあるが、あまりにも露骨なアダルトコンテンツには、閉口した記憶がある。ただし、SNSの良い点、例えば、reblogs、likes、repliesなどの機能はそのままに、こだわればサイトとしても映えるシステムであり、珍しい立ち位置にある。このことから、この見直しを機会に利用者が増えるかもしれない。ただし、文献5)にもあるように、それへの移行にはまだ時間がかかりそうである。そして、今回、”The Atlas of Beauty”のnotes (are all of the reblogs, likes, replies, and answers that a post has received.)6)をチェックし、最も高いnotesであった画像はキューバの女性で9564 notesであった。その他を調べると、個人的にはイランの図の女性(7350 notes)が背景も含めてとても美しく感じられた。



図 ”The Atlas of Beauty”からの一枚7)

1) http://theatlasofbeauty.com/ (閲覧2018.12.8)
2) http://theatlasofbeauty.com/about (閲覧2018.12.8)
3) Noroc, M: The Atlas of Beauty: Women of the World in 500 Portraits. Ten Speed Press. 2017.
4) https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29571 (閲覧2018.12.8)
5) http://news.livedoor.com/article/detail/15699308/ (閲覧2018.12.8)
6) https://tumblr.zendesk.com/hc/en-us/articles/231855888-Notes (閲覧2018.12.8)
7) http://theatlasofbeauty.com/post/111942488449/iran (閲覧2018.12.8)

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