地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

今日注文してください!・オブ・グレイ



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:今日注文してください!・オブ・グレイ
報告者:ダレナン

 本物語は、この物語の続きです。

 列車は走る。線路が続くまで、どこまでも走る。列車に供給する電気はこの際、無尽蔵にあるものとしての仮定である。さらに、モーターなど列車の機器が壊れないもののとしての仮定である。そのような、仮定は、実際には存在しないものの、列車は走るよ、どこまでも、というフレーズがある限り、少年のようなピュアなハートは、夢と言う名の駅に向かって動き出すby ケツメイシ1)。
 でも、線路上に石があれば、よいこの皆さんはしないであろうが、悪の導きによって、開く(あく)のだ、あの扉が。列車が転がりゆく姿を見せるかのように、脱線する話の扉が開く(ひらく)のだ。
 この物語フィフティ・シェイズ・オブ・グレイによって連れ去られた世界は、ライト・パターソン空軍基地とその先に地球外訪問の証拠として、レイモンド・シマンスキーによって記述される2)。そうして、1973年から2011年までライトパターソン空軍基地でシニアエレクトロニクスエンジニアとして50年間働き、退職した元防衛省の公務員、レイモンド・シマンスキー2)は、その著書「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の内容紹介で、「これまでに公開されていない100枚以上の写真を、単に真実を探している人たち。今日注文してください!」と連呼される。今日注文してください!・オブ・グレイか…、すればいいのか?…。やめればいいのか? そうして、気がつくと、Alien Shades of GreysFifty Shades of Greysの2つの著書があり、どちらも表紙は同じ。ここで、ふと疑問に感じる。もしかして、もしかすると、レイモンドに何かあったのだろうか? そこで意識が戻り、目の前に、50体のグレイの影(図)がはっきりと見えた。そのうちの、1体のグレイがこう言い放った。

「ワレワレハ ダコタチャンノ ココロ ヌスンダ ヤツ サガシテル。ダコタチャンニモ シツジガイタ。ソノ シツジガ ダコタチャンノ ココロ ヌスンダ。ソレハ Gaeeleケノ ケダモノダト ワレワレハ スイソクシタ。ソレハ オメエジャ ナイノカ? オメエダロ!」

「いや、私が執事を務めているのは、Nakajo家のお嬢さま、中条あやみお嬢さまです」



図 グレイ3)

「オメエジャ ナイノカ? チガウノカ?」

「はい。違うと思います」

1) http://j-lyric.net/artist/a00067f/l00a32a.html (閲覧2019.12.4)
2) https://www.amazon.co.jp/Fifty-Shades-Greys-Extraterrestrial-Wright-Patterson/dp/1523383178 (閲覧2019.12.4)
3) http://www.latest-ufo-sightings.net/2018/11/kim-carlsberg-ufo-alien-abduction-incident.html (閲覧2019.12.4)

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