地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

「プチポリ納豆スナック」の粒 の検索結果:

スマホドローム

…語の続きです。 僕が「プチポリ納豆スナック」の粒を堪能していると、りどるはすでに元の子ネコの姿に戻っていた。 遠くにあるCPUがタイレルコーポレーションのように聳え立ち、抵抗やコンデンサはまるで住宅地のように密集していた。アンテナタワーは電波を発し、電流スピナーがCPUに向かうようにそこら中に飛び交っていた。回の路上ではエレクトロンが我先にと走り続け、エレクトロン・バッテリータワーは、残り18%と表示され、スマホ外部に充電を促していた。 その時、スマホの画面越しに外部の人が見…

「プチポリ納豆スナック」の粒

題名:「プチポリ納豆スナック」の粒報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 CPUのSnapdragonからは、耳に響くように、かちかち音が鳴り響いていた。それはスマホ内部なのからなのか、それとも自分の頭の内部なのからなのか分からなかった。時折、ぶーんとなる抵抗の音と、コンデンサーからさわさわとなる音と重なり合い、CPUのSnapdragonは、Snapのようにパッと現れては消えるDragonが飛翔しているような幻覚さえ見えた。僕は今、クロック同期している。「ちみは、…