題名:あのミルフィーユに重ねられたクリームは、 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 どんどんと薄れていく何かは、頭の表面かもしれないし、頭の中身かもしれない。それに対して、神は何も答えてはくれなくとも、知らず知らずのうちに床に落ちている髪や、窓から入ってきた光で本の背もやがて色あせる。その経年変化、あるいは、老朽化は、存在としての価値を放つも、臭いも放つ。ゆえに、永遠などありしない。 永遠な情報としての面影は、ブラックホールの表面に吸い込まれる。そして、その可能…
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