題名:イカの輝き、イジョウの輝き 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 なかなかであるが、なかなかであるようなそのざまは、ざまざましようひとりかもねん、という和歌の響きにも結び付く。ただし、正確には、なかなかし夜をひとりかも寝む、であった1)。一方で、この上の句、あしびきの山鳥の尾のしだり尾の、には、この和歌の上の句全体で何の意味もなくて、結局は、なかなかし夜をひとりかも寝む(長い夜を一人で寝るんだなァ)と言うだけの内容らしい1)。まさに、孤独な中年男性に贈る歌1…
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