ホンビノス貝の特徴と食材としての可能性



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題名:ホンビノス貝の特徴と食材としての可能性
報告者:ちょろりん

 世の中にはたくさんの貝がある。しかしながら、日本の店頭に多く並んでいる食材としての貝は、アサリかシジミかホタテ、あるいは、カキ貝になるであろう。また、扱う店頭によっては、高級食材であるアワビなどもあるかもしれない。一方、欧米であれば、それ以上にムール貝の方が有名かもしれない。ムール貝のおいしさを際立たせたガーリックバターソース(この記事も参照)や、大きなパエリア鍋の中に鎮座するムール貝の存在は格別である。それ以外でも、諸外国には、マテ貝、サルボ貝、ミル貝などの食材があるが1)、いずれにせよホンビノス貝についてはその名を聞いたことがない。今回、このホンビノス貝について調査する機会が与えられ、この貝の特徴や食材としての可能性について、ここで報告したい。
 ホンビノス貝を図に示す。ぼうずコンニャクの魚貝類図鑑によれば、ホンビノス貝は、和名では本美之主貝、本美乃洲貝とされ、一時期はシロハマグリとして出荷されたこともあったようである2)。ただし、現在では、消費者に誤解を与えるという理由で、シロハマグリなどの通称は使用せずホンビノス貝と表記するのが一般的であるとのことである3)。このことから、ハマグリによく似た風貌と食味を持っていることが容易に推定される。実際には、その風貌に関しては、ハマグリよりもやや丸みがあり、蝶番に近い部分が曲がっており、ハマグリは左



図 ホンビノス貝2)

右対称であるものの、ホンビノス貝は非対称とされる4)。その食味に関しては、ハマグリとアサリの中間位の味で、ハマグリよりも少々歯ごたえが強い感じがあるとのことである5)。
 ホンビノス貝の原産は、実は北米大陸東海岸である3)。すなわち、在来種であり、定着の確認も1998年と比較的近年である3)。日本に定着した経緯は文献3, 6)に詳しいが、この貝はアサリに比べて貧酸素や低塩分などの環境変動に強い耐性をもつことが知られている6)。さらに在来種であるのも関わらず、具体的な在来二枚貝への悪影響も具体的な事例がないようである6)。さらに値段もアサリの1/3ほどであるために4)、今後は店頭に多く並ぶ貝のひとつになるかもしれない。
 食材としてのホンビノス貝の利用方法は、この貝の原産が北米大陸東海岸であることから、クラムチャウダーにすると非常に美味であるとのことである2)。その他にも、アサリの代用として、酒蒸しや味噌汁4)、スパゲティのボンゴレ7)にも利用できるようである。うひょーーーー、知らなかったなぁ、ホ・ン・ビ・ノ・ス。

1) http://travel.igmultiverse.com/food4.html (閲覧2017.1.3)
2) http://www.zukan-bouz.com/syu/ホンビノスガイ (閲覧2017.1.3)
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンビノスガイ(閲覧2017.1.3)
4) http://macaro-ni.jp/19495 (閲覧2017.1.3)
5) http://kansai0908.jugem.cc/?eid=606 (閲覧2017.1.3)
6) https://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/files/196.pdf (閲覧2017.1.3)
7) http://sirabee.com/2015/05/04/29190/ (閲覧2017.1.3)

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