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動画から見たApple史の変遷とAppleのコア


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題名:動画から見たApple史の変遷とAppleのコア
報告者:ナンカイン

 本記事は、基本的にこの記事の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 先のこの記事にてAppleやスティーブ・ジョブズ氏の魅力について報告するとともに、Appleの理想の背景にはジョブズ氏の心の重力フィールドの歪みによって生じたコア(芸術)が色濃いことが理解できた。ここでは、Appleの製品の発表などに伴う動画を見ることでApple史を変遷を調べ、Appleそのものでもあるジョブズ氏のコア(芸術)をも振り返りたい。
 Appleにおける製品のメルクマークとして、0. AppleⅡ、1. Macintosh、2. iMac、3. iPhoneが挙げられるであろう。ただし、0.であるAppleⅡは、Appleが大きく飛躍する原因となった製品であるが、こちらはスティーブ・ジョブズ氏とともにAppleを共同設立したスティーブ・ウォズニアック氏の影響が大であり、AppleⅡの技術的な側面は、ほとんどウォズニアック氏によるもののため、ジョブズ氏のAppleとしての理想の追求は、1.、2.、3.で主だったものとなる。そのため、これらの製品発表の動画をまず見たい。なお、動画はYoutubeから選択した。下記にその動画を示し、発表の西暦とジョブズ氏の年齢も併記する。
               1. Macintosh (1984:29歳)1)
               2. iMac (1998:43歳)2)
               3. iPhone (2007:52歳)3)
3.はプレゼンテーションの一手本としても有名な動画であるが、これらを通して見ると、まず目につくのがジョブズ氏の服装の変遷である。1.ではスーツに蝶ネクタイ、2.ではスーツだがネクタイなし、3.では黒のタートルネックにジーンズという後年のジョブズ氏定番の有名な服装となる。ちなみに、この黒のタートルネックはIssey Miyakeによるものであることは、こちらも有名な話である。次に、これらの動画を通して気づく点は、1.では技術的な要素が多かったものの、2.ではデザイン要素やマーケティング要素に比重がシフトし、3.では感覚的に訴える要素が多くなることに気づく。1.と2.の間には、ジョブズ氏はAppleを解任され、NeXT社を設立し、大学などの高等教育機関向けのためのより技術的に進んだNeXTstationの開発に従事するとともに、後にDisneyに吸収される映画「トイ・スートリー」でおなじみのPixerのCEOも務めている。そのため、この間にジョブズ氏はMacintosh時代に見出したAppleの理想のコアをNeXT(技術)~Pixer(3D)という別の視点でもってより洗練させ、Appleのコアを芸術的な価値にまでに昇華させる糸口を得たに違いない。iMac以降はデザイナーとして有名なジョナサン・アイブ氏の存在が欠かせないが、ジョブズ氏が手掛けたMacintoshでのAppleのコアが、Macと凝縮され、それに新しい付加価値であるiでもって、iMacの誕生となる。この1.、2.、3.の流れでもってジョブズ氏のAppleの理想のコアに、比類なき芸術性を与えることに成功した。その芸術性がAppleの製品を持つ者に対して、感性的な刺激をもたらすのは、ここで言うまでもないが、逆に1.、2.、3.の流れでもって大企業となったApple社とジョブズ氏のAppleの理想としてのコア(芸術)との間に、苦悩があったのも「STEVE JOBS The Man in the Machine」では物語っている。

1) https://www.youtube.com/watch?v=8bepzUM1x3w (閲覧2017.6.4)
2) https://www.youtube.com/watch?v=oxwmF0OJ0vg (閲覧2017.6.4)
3) https://www.youtube.com/watch?v=vN4U5FqrOdQ (閲覧2017.6.4)

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