地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

鼻から出るスポンジ人形について



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

広告


pocket LINE




題名:鼻から出るスポンジ人形について
報告者:トシ

 スポンジ人形は、柔らかくてクニュっとつぶすことが出来る。その材料は、文献1), 2)によると、ウレタンやポリエチレンフォームとなるようである。筆者が気になる着ぐるみにも、その材料が使われている2)。ただし、ウレタン人形などと称すると、その人形が持つイメージが分かりにくくなるため、ここでは一括してスポンジ人形とさせていただきたい。
 そのスポンジ人形であるが、通常はおもちゃの扱いである。しかしながら、人体には不思議なところがあり、さらに近年、筆者は鼻をほじると、そのスポンジ人形が鼻から出るようになった。一般的に、鼻をほじって出るのは、鼻くそである。しかしながら、著者は豆粒大ほどの小さなスポンジ人形が鼻くそと同時に鼻から出るのである。その形状を調べると、NHKのキャラクターである「どーもくん」によく似ていることが判明した。「どーもくん」を図に示す。「どーもくん」は1998年12月に日本で誕生しているが、今ではアメリカを中心に広く海外ででも広がり、ブームとなっているキャラクターの一つである3)。なんと、「どーもくん」のアメリカのオフィシャルfacebookファンページも存在する4)。近年は、みうらじゅん氏の考案による「ゆるキャラ」5)という名称が当たり前となり、今ではご当地キャラクターも相当な数に上るが6)、「どーもくん」は誕生の年から推定するに、「ゆるキャラ」の位置づけでも、歴史あるほうに相当するに違いない。ちなみに、「ゆるキャラ」の本格的なイベントの開催(世間に対する「ゆるキャラ」の天下の分け目)は、2002年11月23日の後楽園ゆうえんちのスカイシアターに行われた「第一回みうらじゅんのゆるキャラショー」が起源となる5)。「どーもくん」はそれよりも4年も以前に誕生している。
 ここで話を戻して、なぜ「どーもくん」に似たスポンジ人形が筆者の鼻から出るのかについて、詳しく説明したい。

story_chara_domo

図 NHKの「どーもくん」3)

実は、現実の筆者も鼻をほじっても鼻くそしか出ない。すなわち、これは夢の話である。寝て起きて、覚えていた夢が、「鼻をほじると「どーもくん」らしき豆粒大のスポンジ人形が、鼻くそにまぎれていた」という訳である。別にNHKがどうのこうのということではない。むろん受信料も支払って、NHKには日頃からいろいろと勉強させて頂いている。しかしながら、この「どーもくん」が、近頃どーも気になるのである。ぱっと見た目、かわいいのか、こわいのかもわからない。大きな口から牙のような立派な歯があるので、こわい感もあるが、かといって、かわぃぃ....かわいいのか? と思えるところもある。ただし、夢で出てくるぐらいに筆者にはインプリンテング(刷り込み)されている。





1) http://www.strider.biz/images/cushion/kigurumi_suponge.html (閲覧2016.10.28)
2) https://hoiku-me.com/activities/toys/2177/ (閲覧2016.10.28)
3) http://www.nhk-character.com/chara/domo/world.php (閲覧2016.10.28)
4) https://www.facebook.com/DomoWall (閲覧2016.10.28)
5) みうらじゅん: 「ない仕事」の作り方. 文藝春秋. 2015.
6) ご当地キャラたんけん隊: たんけん!全国ご当地キャラずかん. 汐文社. 2014.

From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。