地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ハロメワイ第三大学のフィリッポセ・ハポン博士(仮)による新たな星団の発見



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

広告


pocket LINE




題名:ハロメワイ第三大学のフィリッポセ・ハポン博士(仮)による新たな星団の発見
報告者:ダレナン

 本記事は、基本的に完全にフィクションであることを、ここで前もってことわりたい。さらには、やや読みぐるしい内容の話もあるかもしれない。特に、食事中の方は気を付けていただきたい。

 このたび、新しい星団が発見された。その名をうんこ星団という。

 ハロメワイ第三大学のフィリッポセ・ハポン博士(仮)によると、「我々はついに新しい時代に突入したのだ。うんこ星団の発見は、まさしくその一端を担であろう。」

 ハポン博士はかねてから宇宙に関して、とある見解を示していた。
「人には器官として、口があり、肛門がある。言い換えると、口から食べたものが、消化器官を通り、肛門からあるものを排出する。その肛門から排出されるのがうんこである。うんこは、そのような経緯から一般的にはきたないものだと思われている。しかしながら、うんこの本質は、我々の栄養状態を示す特別な物質である。それは、人という人体内で起こった化学変化の結果でもあり、さらには、その化学変化は、我々を、我々として、たらしめている源でもある。このような人体の仕組みを考えると、人を創りだし宇宙にも口に相当する星々があり、消化器官があり、肛門に相当する星々があってもおかしくはない。そのような観点から、我々はまず宇宙の肛門に相当する星々に目を付けた。そして、そこから排出され、生まれいずる新たな星団の謎を探ってきた。その結果、今回のうんこ星団の発見となるわけである。」

「ここで、うんこ星団が出来上がるシミュレーションの過程を見ていただきたい。」

そういうと壇上にあるプロジェクターには大きな渦巻きが示され、それが次第にどんどんと大きくなる様子が見られた。そして、そこからどんどんと何やらう〇この形が見え始めた。その時、聴衆の一人が発言した。

「そのような星団などあるわけがない。博士の話はインチキだ。」

博士がややたじろく姿が見てとれた。

「そんなシミュレーションなどでっちあげだ。テキトーに動画をねつ造したに違いない。」
「そうだそうだ。」

(いいアイデアだと思ったのだがなぁ…)

どうも胡散臭い(図1))。これぞ、まさしくでっちあげの記事に間違いない。



1) https://www.prevention.com/health/heres-why-your-poop-smells-different-than-usual (閲覧2017.9.5)


From ここから。© 2015 This is 地底たる謎の研究室 version。