題名:現役愛人学の体系に関する2、3の調査
報告者:エゲンスキー
通常はあまり扱わないであろう経済学の一角であると思しきも、それに関する論文も調べてもほとんど散見されない。このことから、正式な上での経済学として教授されていないのかしれない。少なくとも、一橋大学の経済学部における教育システムを調べると、1. 公共政策、2.統計・ファイナンス、3. 地域研究、4. 医療経済とあるが1)、表題にあるように愛人に関する項目は見当たらない。しかしながら、多様化した現在では、「現役愛人が説く経済学」もあっても不思議はないのかもしれない。そのような事例として、ハーバー・ビジネス・オンライン2)では経済学的な扱いの一角として、まじめに愛人に関する記事を取り上げている。それが、東條才子氏による一連の記事となる。2017年8月17日から一回目が開講され3)、昨日(2019年2月18日時点から)の記事でもって71回目となる4)。
記事の題名に、始めは目を疑った。しかしながら、そこに記述されている内容は、時代の流れを察知し、やがて、愛人的な学問(愛人学)として大学のような機関でも教授される可能性もありうるかもしれない。さらに、現役ゆえに、そこには流動する、留まることのない、現代生活における生の学問的な体系も感じられる。
東條才子氏に関してその略歴を調べると、「どこにでもいる普通のOLですが、現在は4~5名の富裕層を相手に「愛人」をしております」とのことであり3)、ある意味、現役愛人学とでもすべく、経済学の最先端な学問的な体系を構築すべく、その意欲ぶりが、この発言からも伺える。
その現役愛人学に関して調べると、愛人となる方へのベースとなる金融資産保有額について、5億円以上を「超富裕層」、1億円以上5億円未満を「富裕層」、年収1000万~2000万円クラスで保有する金融資産が5000万円~1億円くらいを「準富裕層」として明確な区分を図り、どの層をターゲットとするかによって、その契約の内容が変化している。東條才子氏に関しては、自らの略歴を重んじ、「準富裕層」をターゲットとして、今回のリサーチに挑んでいる3)。というのも、超富裕層は、大型連休でのイタリア旅行、クリスチャン・ルブタンの靴やブルガリの時計をプレゼントと、その区分に見合う内容がもたらされることから、OLの東條才子氏にはハードルが高すぎるとの反省も踏まえての今回の「準富裕層」へのリサーチとしている3)。また、その区分は、ピラミッド構造をも呈し、そこでの契約に関わる年齢や職業、あるいは、男性の年収によって女性の対応レベルが変わってくることをも示唆している4)。
図 愛人関係のピラミッド構造4)
1) http://www.econ.hit-u.ac.jp/~koho/jpn/curriculum/education/consistent.html (閲覧2019.2.18)
2) https://hbol.jp/ (閲覧2019.2.18)
3) https://hbol.jp/149742 (閲覧2019.2.18)
4) https://hbol.jp/152574 (閲覧2019.2.18)
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