地底たる謎の研究室

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動物の進化の年表について



「宇宙コロニー( Off-world colonies )での新しい生活が貴方を待っています。チャンスと冒険に満ちた黄金の土地に、再び巡ってきた好運。」 “A new life awaits you in the Off-world colonies. The chance to begin again in a golden land of opportunity and adventure.”

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題名:動物の進化の年表について
報告者:トシ

 宇宙が誕生し、銀河が誕生し、偶然にも太陽系の第三惑星である地球での様々な環境の条件が揃うことで、地球上に生物が誕生した。その生物のまず始めは、植物からであった。しかしながら、そのうちに植物とは異なる機能を持つ動物が誕生した。一般的に、植物と動物との違いに関する質問では、植物:動かない、食べない、光合成するなど、動物:動く、自ら食べるなど、がイメージとしてのキーワードとなる。しかしながら、植物も実際には動物とは異なる形式で、ゆっくりと動き、口からではないが食べる。そのため、上記のキーワードにはなんとなく釈然としない。筑波大学の井上勲博士も、生物は動物と植物に分類されるが、上記のキーワードはやはり理不尽として、動物でも植物でもない生物の一例としてミドリムシを挙げている1)。このようにして見ると、あまり植物と動物を区分することに意味がないかもしれないが、アメリカ合衆国の生物学者であったロバート・ホイタッカー博士の五界説2), 3)に基づき、移動して餌を探す生活を行い、それに伴って運動器官、感覚器官が発達した生物を動物として見做すと、所謂動物としてその進化を見ることもできる。そして、分かりやすく地質年代、植物の進化、動物の進化をまとめると図になる。これで6億年ほどの動物の進化の年表となる。



図 動物の進化の年表4)

1) http://www.biol.tsukuba.ac.jp/tjb/Vol3No10/TJB200410II.html (閲覧2018.8.5)
2) Whittaker,RH: New Concept of Kingdoms of Organisms. Science 163: 150-159, 1969.
3) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%95%8C%E8%AA%AC (閲覧2018.8.5)
4) 佐貫亦男(著), 木村しゅうじ(画): 進化の設計. 講談社. 2009.

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