題名:今こそ復活
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
(フランコ・ハバド氏:あほ、ノブヨシ…)
(ツキオ:君はな。実は、こぶちゃんを埋葬することで、Createを葬った。すなわち、今や何も残っちゃいない。そういうこっちゃ…)
(こぶちゃん:ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!…)
様々な声が、僕の頭の中で木霊していた。木に傷をつければ痛む、切倒せば死ぬ。供物を捧げれば人々に恩恵を与え、また無視すれば災害をもたらす。その木霊。木の精霊1)。
こぶちゃんとの10歳での出逢いから、15歳でのイーロン・ナーシ氏との未来図、そして、月に降り立って逮捕された今の20歳。死体遺棄。こぶちゃん…。
こぶちゃんは、きっとラクダの精霊だったのだ。ラクダ・マ。頭の中でラクダ・マが再び木霊していた。
(ラクダ・マこぶちゃん:ンゴォォォォォォオオオオオオオオオーーッ!
Create亡き後、残されたお前は、永遠に成長できない人間の残骸でしかない。
大事な、大事な時期を葬ったのだ、お前は。
だから、この後にできることといえば、他人のCreateぶりをぶーたれるしかない。
でも、他人のCreateぶりをいくらAnalyzeしても、それがさも凄いと思って頭の中にひらめいていた現象だとしても、所詮はぶーたれたものだ。
Creatorに頭をぶーたれたのが、発足のきっかけだ。がーんとな。
それを、さも自分がCreateしたかのように、えらそーに宣わる。
だから、それが嫌なら、それを拒否するなら、お前はこぶちゃんブランドを復活させるしかない。
今こそ復活させるのだ。
我がこぶちゃんブランドを)
(信吉:こぶちゃんブランド…)
(ラクダ・マこぶちゃん:そうだ。こぶちゃんブランド。ローマンから、マーロンへと反転し、ブランド化する。供物を捧げよ。我に恩恵を与えよ。無視すれば、切倒せば、また災害がもたらされ、お前は死ぬであろう。無視するでない、切倒すでない。お前の頭の中にゃまだ毛がはえておる。それが例え3本だとしても、バケラッタになれるはずだ、お前なら。その時は、我がこぶちゃんブランドを復活させる時、させちゃう時…
1) https://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E9%9C%8A-65111 (閲覧2020.9.24)
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